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麻酔
ベロナールという麻酔薬を使って動物実験を行ったのですが、その用量はどのように決められるのでしょうか。また、マウスに用いるのにほかにどんな麻酔薬があるのでしょうか。 これからもいろいろな動物実験がありそうなので、詳しく解説していただくと助かります。
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ベロナールは使用したことがありませんが、 大抵添付文書の「用法・用量」のところに書いてありますよ。 イヌ、ネコの用量が書いてあるものが多いですが、体重換算してみたらいかがでしょう? 予めkgあたりで示してくれているものもあります。 ほかにどんな麻酔?ということについて。 麻酔の使用目的によって種類も違いますが、 簡単なところでジエチルエーテル(作業終了後回復させない場合:小動物)とか、 ペントバルビタールナトリウム(商品名:ネンブタール)(同上:大動物)とか。 麻酔をした状態で作業して、また回復させて…、なんてときは塩酸ケタミンとか 使ってます。 あと、塩酸メデトミジン(商品名:ドミトール)なんてものもありました。 使用後回復させてますか?
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- katchi
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そうですか、やりっぱなしですか。 それでしたら、やっぱり簡単なものがいいですよね。 ossan56さん、マウスにもネンブタールを打ってあげてるとは…、 丁寧ですね。 小動物は加減具合が難しいですよね。 動物をおとなしくさせている間に、何を見るのかにもよりますが、 その作業が比較的時間のかからないものでしたら、 薬品を使わず、頚椎脱臼という手もありますよ。 開腹しているみたいですし。 血液を採るならやっぱりエーテルかなー。
- ossan56
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katchiさんと同様、私もベロナールは使用した経験がありません。もっぱらエーテルとネンブタールを使用しています。エーテルは解剖や全採血に使用することがほとんどです。ネンブタールは使いやすい麻酔薬でたいていの手術はこれを使えばできると思います。投与量はマウスなら40~50mg/kgの腹腔内投与が通常の使い方ですが、必要な麻酔時間や深さによって多少の匙加減や追加麻酔が必要な場合もあると思います。動物の週齢や系統によっても多少の差が出ることもあり得ますので、予備検討を行うべきでしょう。また、ネンブタールは原液(50mg/mL)を腹腔内投与すると腹膜が癒着することが多いので、生食で10倍程度に希釈する必要があります(もちろん、処置後すぐに処分する場合は関係ありません。)。 なお、ベロナールもそうだと思いますが、ネンブタールも向精神薬として規制されている薬剤ですから保管や取り扱いにはご注意を。
お礼
ありがとうございます。 参考にさせていただきました。
補足
学生実験で4回ほど使用しただけなので、回復をさせたことはありません。 ついでに消化管についても調べたりしたので・・・ 補足が遅くなって申し訳ありません。 ありがとうございます。