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初心 ~ 初級段階で電話や音声チャットによる中国語教育の是非
回答履歴を見て頂ければわかるかと思いますが、ネットを利用した音声チャットによる中国語講座を学習手段の一選択肢として紹介したことが複数回あります。 実際、ネット教室なら抵コストで通学も必要がないので、ある程度の会話力があり、リスニング能力に問題がなければ、外国語学習の有力な手段だと思います。 電話や音声チャットによる中国語教育は、初心者に対しても有効でしょうか? 中国語音のイメージがまだ出来ていない学習者が電話越しの音声で誤解なく正しい発音を身につけられるか疑問な面もあります。 私自身、初級者の頃は聴き取りの精度が低かったため、直接の肉声は聴き取れるのに、電話の聴き取りには難儀した経験があります。 (電話で聴き取りのストレスを感じることなく会話できるようになるのに、2年ぐらい掛かりました) そこで質問です。 電話や音声チャットによる指導でゼロから中国語の発音を習得できた人はいますか? 学習者 / 指導者それぞれの立場からのコメントをお待ちしております。
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反対です。 初級者はラボなどでの純粋な環境で四声やanとangのような差異を しっかりと学習すべきだと思います。特に三重母音の聞き湧けなど は初学者には雑音のなかではまず不可能でみょうな発音を身に着け てしまうでしょう。 英語のなどでも、ラボや教室のグループ会話は聞き取れるのに、電車 の中では人が何を話しているのかさっぱりわからないということが あります。上級者はそういう場所での訓練も必要になりますが、初級 者はまずなんといってもきちんとした基礎を身に着けることです。 便利さに流れてはいけません。というのが私の意見です。
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- cubics
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門外漢からのコメントということで。 中国語は、発音の点では、音声のみを聞き取って真似することで習得が可能かという問題については、正しく習得するためには不可能に近いと思います。 一方、実用上の問題としては、それも可能であると思います。 母語の発音が身についてしまっている大人の場合、耳で聞いた音は、認識できる音に大きく依存してしまうのではないでしょうか。 そのために、正しい発音を習得するには、正しい発音を目にして、形を認識して矯正しない限り、うわべだけ似通った音を出す行為に終わってしますことでしょう。 個人教授(あるいは付き合っている人から教わる場合)でよく見られるのは、教える側の発音の特徴(方言など)が、そのままうつっていく例ですね。 音声「だけ」ではなく、本人がその他の手段で、正しい発音が認識できない限り、正しい聞き取りができない部分が残ることでしょう。 電話や音声チャットだけでなく、最近出てきた映像を通した教授法でも、やはり、基礎は習得できた段階以降にした方がよいと思います。 個人差があると思いますので、発音を数時間、学習しただけで問題なくなる人もいるでしょうし、数日間みっちり1対1で矯正するように教える必要のある人もいるでしょうね。 その上で、語彙を増やしたり、会話のコツをつかむ、言い回しを覚えるのには、有効な手段の一つだと思います。 繰り返しますが、音声だけでも、何もしない、あるいは書物を読むだけよりは効果があるでしょうし、個人差(個人の言語的な背景等)もありますから、実用上使えるレベルにまで、習得は可能な方もいらっしゃるでしょう。
- kurotan78
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私は、ゼロから中国語を電話で聞いていました。 簡単な日常会話から入り、その中で発音を聞き、覚えました。 会話から入り、少しなれたころに、漢字でどう書く?四声は何?と 教えてもらいました。 電話は相手の発音が、ストレートに自分の耳に、飛び込んでくるので いいと思います。私の場合は、漢字なども想像し、 頭を使うのでよかったです。
#1です。 私の場合ですけど、私はNHK講座で、スペイン語とフランス語を学び、自慢田らしくいて恐縮ですが、スペイン語はNHK講座とそのカセットテープ・CDだけで、スペイン語検定一級を取得し、メキシコ関係の仕事もしています。 要は、当人の学習意欲が全てなんですね。
お礼
再度のコメント、ありがとうございます。 > スペイン語はNHK講座とそのカセットテープ・CDだけで、スペイン語検定一級を取得し、メキシコ関係の仕事もしています。 脱帽です。 そこまで意志が強くない私にはとても無理です。 とは言え、NHKの中国語講座だけでプロとして飯が食えるレベルの実力が身に付いた人は聞いたことがありません。 中国語講座の場合、毎年4月 ~ 9月 / 10月 ~ 3月の半年サイクルで、初心者向け (または初級者向け) の簡単な内容を繰り返し放送しているので、中級以上の人がさらなる実力アップを狙うには厳しいような気がします。 質問本来のテーマから逸脱していますので、NHK講座の話題はこの辺で・・・。
- jayoosan
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そういうことでしたか。 私はインパクトというか、上達はやはり対面が力量を引き上げてくれました。対面での感動が語学を後押ししてくれると考える人間ですし、いつも上達を感じる部分です。 ただネットも否定はしたくなく、選択肢やツールの1つという捕らえ方です。 日本においては、白か黒かとか、否定的にいうと全否定にとられかねないので、大雑把に「いいんじゃないの?」という感覚もあります。 私の場合ピンイン入力や表記の部分については、紙での練習や訓練ではのびなかったのが、Skypeで2月くらいのあいだににピンインがタイピングできるようになったのも事実ですしPCでの中国語入力に他サイトのコピペを頼る必要がなくなったのも事実ですので、ネットも否定できない部分があります。 参考まで。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
申し訳ありません。失礼をする意図がなく、読み返さず投稿するくせがあるので、表現がたりていませんでした。 >、発音がまだ身についていらっしゃらない、もしくはまだ疑問があるのかな? というのは、習得されていた方だとした場合、自身をもって音声チャットによる中国語講座を学習手段の一選択肢として紹介していたはず、という前提が、ご質問は疑問をなげかけているので、紹介自体があやまりだと気がついたのですか? という私からの逆になげかけでした。 私が自信があるから、紹介していたのだな、と思っていたのですが、そうではなかったのですか? という逆に質問でした。 失礼をする意図はありません。読み返していない表現の未熟さととってください。
お礼
> 自信があるから、紹介していたのだな、と思っていたのですが、そうではなかったのですか? 私自身がこの種の学習サービスを初めて利用したとき、すでに中級以上 (プロの通訳者や語学教師に比べるとお粗末ですが、生活に支障のないレベル) の会話能力に達していたので、非常に便利と感じたのです。 ですので、紹介した当時は自信があったのですが、本当に初心者や初級者の立場に立った提案と言えるのだろうか、と疑問に感じた次第です。 また、別の観点から、これがもし語学ではなく、他の教育サービス (例:各種資格試験対策や就職面接対策など) だったとしたら、やはりネット越しでのコミュニケーションでは、対面での直接指導に比べるとインパクトが弱く、受講者の満足度が下がるのではないかとも思いました。 実際、私自身、会話の練習手段としては問題ないと思いますが、もし作文や読解の指導をネットの有償サービスで受ける、となったら躊躇すると思います。 そういった諸々の意味で、ほんとうに初心者、初級者に奨めてよいものなのか、皆様のご意見を伺いたいところです。
- jayoosan
- ベストアンサー率28% (929/3259)
こういうのって是か非かとか、あるいは理論的に有効性や効果を説明できるかっていう質問を、日本人はすごくするしその方面ばかり関心が高いのだなあと感じます。そのくせ学校の語学は、将来話したいコミュニケーションしたいという生徒の潜在ニーズや願望にふたをして、座学として教えているだけなのに、座学英語とか学校英語といわれるのは不本意のようですし(笑) で、私は有効かとか是か非かは判断しませんが、この手法は中国人自身が自分のの外国語の上達のために、日本人やアメリカ人をみつけて積極的に利用している方法であることは事実です。 まあ学校が少ないのと、一般人には値段が高いので、ある程度座学をやったら即実践という感じです。 個人的には楽しいですし、継続をたすけてくれる訓練の一手段という感じです。 それに中国語は、はっきりいって標準の音ってどの人の音だろうというのが正直なところです。台湾とか香港人などを除いたとしても、出身地方によって音が異なりしかも誰もが自分が正しいとおもっている。日本のテキストとの違いを指摘すると(面子で笑)反論する。 さらに上海人が上海の大学出て(復胆大学が外国語につよかったでしょうか)、その後日本にきている中国人の教授とかが日本の大学でも働いていますが、彼らのマンダリンは、北京の音とあきらかに違うと感じるときがあります。 発音を習得という考えというか質問自体が、発音がまだ身についていらっしゃらない、もしくはまだ疑問があるのかな?という感じもしますが、「ゼロから」というのはまったく対面による教授なしというのは受けたことがないのでわかりませんが、ある程度の学習以降は、慣らしのためのツールとしてはいいとおもいます。 多くの選択肢のうちの1つでしかありませんし、まったく利用するのを否定するもの、世界での使われ方をみるとおかしな話です。 なお中国語ではなく、私の英語でいえば、電話での会話はある意味大きな壁が当初ありました。これをネットや電話越しの学習の是非とあわせて、その有効性を判断するのはちょっと別次元の話かなとおもいます。 勇気やその人の度胸、性格も関係あると感じます。いずれにしても、一度話せるようになると、相手の顔がみえなくても、会話がすすむし楽しくなるんですよね。
補足
> 発音を習得という考えというか質問自体が、発音がまだ身についていらっしゃらない、もしくはまだ疑問があるのかな? 大変失礼なコメント、ありがとうございます。 実際に私の中国語を聞いたこともないのに発音が身についていないことが判断できるとはすごいですね。 すばらしい超能力をお持ちのようで、感服しました。 後学のために発音を聴かずに発音の習熟度を判定するコツをご教授頂ければ幸いです。
現在、中国に在住しており常に中国語に接する環境にあります。また他言語(英語以外)も習得したことがあります。 私個人の感覚では、電話での会話が聞き取れるようになるにはどのような言語でも、ある程度その言語に馴染まないと難しいと思います。 発音を聞き分ける能力の高い人なら問題ないのかもしれませんが、電話の音質は少しこもるように聞こえて、聞き取りづらく感じます。 Skypeでも私には同じような傾向です。 相手は聞き分けてくれるようなので、指導者の方はそのような学習法は可能と思われるかもしれません。 学習者にはレベルが高い習得方法かと思えます。
お礼
コメントありがとうございます。 > 電話の音質は少しこもるように聞こえて、聞き取りづらく感じます。 やはりそうですよね。 時には、母語でさえ聴き取りづらいこともありますし。 自分だけではないとわかって安心しました。(当り前の話ではありますが) 最近は電話での中国語の聴き取りに慣れて、抵抗がなくなったのですが、これは「聴き取れる語彙量が増えた」(=既知の語彙なら音声が多少不完全でも脳内での補完が可能) だけのことで、生詞の「音」を正確に聴き取れるか、と言われると、やはり電話越しの声ではあまり自信がないのが正直なところです。
外国語学習で、一番無難なのは、やはりNHKの放送講座とそのCDか、放送大学の講座とテキストではないでしょうか? 安く尽くし、講師は一流だし、録音すれば難解でも聴けるし。
お礼
コメントありがとうございます。 外国語の学習手段に関する質問で、NHK講座が必ずといってよいほど話題に上りますが、ほんとうにそんなにありがたいものなのでしょうか? 無論、インターネットもマルチメディアも未発達だった時代にNHKの外国語講座が日本の外国語教育に貢献した功績は否定しませんが、現在の存在意義には少々疑問を感じます。 何より、他の教材のようなオンデマンドでの学習ができない (=学習者が放送時間帯にスケジュールを合わせて学習しなければならない) というのは多忙な現代人には不向きなように思います。 ラジオの講座では、音質も電話と大差ないように感じます。 私自身は、NHKラジオの中国語講座は2ヶ月も続きませんでした。 ほぼ同時期に買い始めた月刊誌の『中国語ジャーナル』は3年以上欠かさず買い続けていますが、こちらのほうがずっと身についていると感じます。 (最初の1年ぐらいは、ほとんど歯が立ちませんでしたが・・・) NHKが中国語教材の独占出版権を握っているとでもいうのなら話は別ですが、現実には他の出版社、教育会社の製品、教育サービスでも良質なものはいくらでもありますので、NHK講座ばかりに拘る必要はないと思います。
お礼
コメントを頂いた皆様、ありがとうございます。 レスポンスが大変遅くなり、申し訳ありませんでした。 予想通り、入門 ~ 初心段階では、ネットによる外国語会話教育は難がある、という意見が多いようです。 個人的には、声調と強弱、遅速のリズムについては音質の優劣による影響はあまりないと思っていますが、ネット越しの音声で子音を誤解なく正しく理解するのは初心者には難しいと思います。 将来的には、技術の進歩でIP電話の音質が劇的に改善される可能性もあるでしょうが、現時点では携帯電話と同程度の音質でしかないので、少なくとも、脳内で不完全な音声を本来の音声に補完できる程度の学習レベルに達するまでは、ネット外国語会話教室はお薦めではないのかもしれません。 とは言え、少数ながらネットで外国語の発音/聴き取りの修得が可能と答えた方もいらっしゃいますので、やはり個人差があるようです。 ネット語学教室では無料体験レッスンが受けられる場合が多いので、実際に受講してみて自分に合うようならOK、というところでしょうか。 いずれにせよ、完全初心者に無条件で薦めるのは控えたほうがよさそうです。 ありがとうございました。