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ビスマスBi系超伝導とイットリウムY系超伝導の違い
ビスマスBi系超伝導材料とイットリウムY系超伝導材料で、はっきりとした違いがわかりません。 今、イットリウム超伝導材料が開発段階だと聞いているのですが、その他理解する事が出来ないので、誰か教えてくれませんか。
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Y系とBi系の違い Y系の方が液体窒素温度付近で使用可能な磁束密度が高かったかと思います。 このため、マグネット用などの線材にはY系を使うほうが良好な特性が期待できるのだったかと。 ただ、線材に加工する場合、Bi系だと銀シースの中にパウダーを入れて加圧焼成することで特性の良い線材が作れる(工業的に製造が容易)ことが比較的早い時期にわかり、線材量産の量産が(材料費は別にして)比較的容易だったのに対して、Y系ではテープ基材の上に薄膜成長(だったかな)させる作り方のため、製造速度に難があるのだったかと。 それでも、薄膜成長速度の早いプロセスの開発などあって、最近ではY系のテープ線材も入手できるようになってきたようです。
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ご回答本当にありがとうございます。 とても分かりやすくて、参考になりました。 本当にありがとうございます。