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システム監査技術者試験について
お世話になります。 会社で、監査室に所属している者ですが、今年の4月に情報処理技術者試験の中の”システム監査技術者試験”を受験することになりました。 初めての受験で、試験勉強も2ケ月半しかできません。書店で色々と市販の参考書・問題集等を見たのですが、どの書籍を使えば、効果的に勉強ができるか判断がつきません。 もし、”システム監査技術者試験”を受験された方がおられましたら、 お勧めの書籍を教えて下さい。 よろしくお願いいたします。
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情報システム業務の経験なく、営業から監査に転じて、システム監査の必要性から、やはり短期間の独習でシステム監査技術者に合格した者です。 参考書で悩まれているようにお見受けしますが、監査に関してはあまりよい参考書(解説だけで問題・解答解説がないもの)はありません。小生はシステム監査技術者試験の参考書を買ってざっとみましたが、役に立ちそうも無いので、勉強に使うのはやめました。 あと2ヶ月しかない訳ですから、具体的な試験対策に絞って、学習を進められるとよいと思います。 全体: 過去問題集をやるのは必須です。最初にどれか一回分だけ本番同様の時間制限をつけて解いてみて、試験の全体像を把握しておくとよいでしょう。 午前対策: 斎藤末広さんという方のWebサイトから申し込める「宿題メール」で毎日問題を解いていくのが、ペースメーカーになってよいと思います。 http://www.mirai.ne.jp/~suehiro/ また、経済産業省の出している「システム監査基準」はよく読んで監査の流れや手順・ポイント等をしっかり覚えて置いてください。 http://www.meti.go.jp/policy/it_policy/press/0005668/ 午前は足きりですから、ここでつまづかないよう、コンスタントに一定の点数を上げられるようにしておくことが大切です。 午後I対策: 「システム監査技術者(200*年度版)」(出版社: 翔泳社 著者: 落合和雄 ) が学習すべき項目ごとの解説と関連の試験問題(午後Iだけではありませんが)がのってますので、解いていきます。 まずこれでざっと全体像をつかんでから、過去問の午後Iをどんどん解いていきましょう。 問題のパターンに慣れておかないと、どんな解答をしていいか分からないのが、午後Iです。 また、試験本番では与えられた問題から2つ選択して解答することになるので、全部の問題にさっと目を通し、得意なものをすぐ選べるようトレーニングしておくとよいでしょう。 午後II対策: 論文です。規定の字数を満たさないと駄目とか、箇条書きでスペース稼ぎは駄目とか、要は即興で制限時間内に論文を書き上げるようにしなければなりません。 論文試験対策や他の人が書いた論文は次のURLを参照してください。 http://ww5.tiki.ne.jp/~nmura/js/ テーマを想定して論文を複数作って覚えておき、それを本番ではアウトプットするように、ということが上記や巷間で言われておりますが、そんなところまでやる暇ははっきりいってないと思います。 参考書や試験対策の学校はそんなこと言いませんが、情報処理技術者試験というのは、実は、「実務経験のある人にやさしい」試験です。試験で与えられた複数のテーマから、ご自身の実務経験にひきつけて、一番実体験(監査の実体験でOKです)をもとに書けるテーマを選んで、具体事例を挙げて論旨を展開していけば、すらすら書けますし、説得力もあがります。論文だから小難しい議論をしなければならないということはありません。上記のURLで参照できる論文など机上の空論だと割り切って、文章の構成を参考にする程度でよいでしょう。 本番では、実体験にひきつけて具体例を挙げて書けそうなテーマを選ぶ、これから書く文章の構成を問題用紙の端や裏にでも簡単に箇条書きしてみる、あとはそれを文章にアウトプットしていくだけです。これまでやってこられた監査業務の実務経験に自信をもって午後IIに臨んでください。私もそれだけをよりどころにして、実際論文を書いたのは試験本番だけで、それで受かりました。 では、頑張ってください。
お礼
お世話になります。 色々な市販の本に対策が書かれていますが、あまり参考になるものはありません。むしろ、実際に資格を取られた方に、アドバイスを頂くほうが、よほど役に立ちます。 ご回答を参考に試験勉強を、効率よく進めようと思います。 アドバイスを頂きありがとうございました。