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日本の教育とアメリカの教育
今、教育についてのリサーチペーパーを書いています。 そこで質問です。 最近の日本の教育は、アメリカの教育を参考にし、実践していこうとてるのですか? 「ゆとり教育」なんかも、そこから出てきたんですか? 日本の教育の話になると、よくアメリカが出てきて比べられています。 これは、日本がアメリカを参考にしてるからですか? 「ゆとり教育」は学ぶ内容を大分減らし、教科書も簡単になると聞きました。 今のところ(?)数学においては言うと、日本の中学生が習う内容を、アメリカの高校生が、日本の高校生が習う内容を、アメリカの大学生が習いますよね。 「ゆとり教育」が始まれば、小学生が習ってきたものの内、いくつかは中学校に持ち越され、そして、高校に持ち越されていきます。 そのうち、日本の高校生とアメリカの高校生の学ぶ数学の内容が一緒になっていくような気がします。 それが良いとか、悪いとか言ってる訳じゃないんですが、別に習う内容を持ち越してまでゆとりを持たせる必要はないように思って。 それに、大学の入試レベルや、大学で習う内容は変わらないんだったら、どうやって、そのギャップを埋めるんしょうか? 今の教育を変える必要ってそんなにありますか? 学ぶ意欲がないのが問題ですが、日本の生徒の数学と理科の学力は下がってきたと言われつつも、まだ、世界的に見るとトップクラスだと思うし、アメリカは低いです。 長くなってしまいましたが、この事について専門家が述べているページや記事があれば、教えてください。 最初に書いたように、リサーチペーパーのデータになるものを探しています。 また、みなさんの意見も待ってます。
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確か、アメリカが20年前?30年前?にやったことをそのままやろうとしていた、ということを聞いたことがあります。アメリカでは「ゆとり教育」を導入した結果、学校が荒れ、暴力事件が多発し、その当時すばらしい学習環境だった日本の学校を見て「ゆとり教育は間違っていたのでは?」という結論に達し、90年代頃から「学力重視・試験重視」に方向転換したとか。小学生を留年させたりするようになったのもこの頃からと聞いたような覚えがあります。 そういう流れから、近年文部省が「ゆとり教育」を導入することを決めそうになったときに識者から猛反発が出たのだとか。結果、「土曜日は休みにするが学力が落ちることのないように」という、摩訶不思議な決定になったとか。土曜日に自由参加の授業をやっている公立小学校もあるようですよ。 ・・・うろ覚えですみません。
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確かゆとり教育はアメリカのを参考にしたのではないです。ヨーロッパを参考にしたのだと思います。基本的に日本の「ゆとり教育」は基本的なことを確実にするというのが目的で、基本できてれば応用はできるの考え方です。あくまでも私が考える限りではそうゆう事です。そして基本が出来る優秀な生徒には先に進めさせていいよということなんですが、どこにそんな時間があるの?と私は言いたいですね。 休みを多く取る理由は地域社会やらボランティアやらに使えるといっているのです。そんなのやる気があればいつでも出来る。ただ何が出来るのかが分からないだけで。もともと社会が、やろうと思えばそれらが出来るような社会にはなっていないのだから、時間があっても同じ。 話がそれましたが、理数系が未だにレベルが高いのは一部の出来る人たちとテストなど出来が数字に表れる、悪いというのがはっきり分かる仕組みがあるからだと思います。変わりに文系はあってるあってないが正確には分かれにくい分野があるのでまわりの人も評価しにくいので善し悪しが分からないからそれほどレベルが上がらないのではないでしょうか。 そして大学ですが、不況で全てにおいて厳しい時代、それだけ高レベルな人が欲しいときなのに、それが高校では育てられないとなると企業も衰退します。精神的な余裕を作ってる場合ではないでしょう。 以上が私の考えです。
お礼
回答ありがとうございます。ヨーロッパですか。イギリスは高校のレベルが高いと聞いたことがありますが、他の国は全く分かりません。どんな教育をしているか調べてみる事にします。基本を確実にするのが本当の目的なら、今のままでいいですよね。小中学校で応用を習ってきたとは思えません(笑)それに、「ゆとり教育」が始まれば、子供を塾に通わせる親がもっと増えるんでしょうね。大学入試のレベルが下がらない限り、そりゃ心配になりますよね。
お礼
回答ありがとうございます。とても参考になりました。1960年代に、アメリカでゆとり教育が始まっていました。でも、学力低下+問題が多発し、1980年代のレーガンから、学力重視に変わって行き、今に至るそうです。