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印加電圧って?
よく 印加電界とか 印加電圧とか聞くんですが 印加ってここではどういう意味で使われてるんですかね? 印加電圧と印加電界の違いを合わせて回答願いたいです。
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気になったら、落ち着かないものです。それで出てきました。 古い国立大学の電気のコースを取った者です。医学、電気工学はヨーロッパから始まり、ドイツ語の文献が入ってきました、アメリカに科学者が集まってから、英語に移行して現在、日本では医学も物理も電気工学も、コンピューターも英語です。 この経過を見てきて、印加電圧というのは、古臭い時代(学生時代)にも使われた単なる、加えた電圧、や、電圧を加える、と言う口語で長たらしく使いたくない人が、漢字で誰かが(もしかして作って)使い始めた用語に過ぎません。 彼なら、加えた電圧は印加電圧と言い。電圧を加えるには、電圧を印加する、と言うでしょう。印加電界など発音しにくくていやだなー。 私は漢字の方が煩わしいし、古臭い単語だし、大げさだし、日本語の漢字の意味を知らない人が多い現代なので。私の著書や解説には印加は使いません。 漢和辞典に ”印加とは(力)を加えること”とでものっているかどうか見てください。力のあるものに使う用語です。 科学の基本は外国ですから日本語は、あて訳を使わないとなりません。その時、日本人は表意文字の漢字を使って専門用語を作るため、あなたのように、印加電圧って?どんな電圧のこと?というような無駄な疑問で生徒を悩ませます。 このような形容詞と名詞をくっつけた専門用語は好ましくないです。この迷いを避ける意味で、私は、電圧を加える、とか加えた電圧。電界を加える、とか加えた電界。といって説明します。 ★参考 電界と電場は、共に英語のエレクトリック・フィールドelectric fieldを訳したものです。 広々した原っぱや空間を意味するfield部分を ●電気工学では、世界の界を使い電界と訳して使い、 ●物理学では場所の場を使って電場と訳して使っているのです。 一つに統一していません。私は電界です。 ★余談ですが、DNAを日本語で遺伝子と訳していますが、 デ・オキシ・リボース、ニュクリアス、アシィッドの頭文字 デDと ニュNと アA の3っつを並べたもので、 意味は、 「リボース糖から酸素を取り除いた、細胞の核の中にある、酸性物質」 という●細胞の核の中の成分分子の名前なのです。遺伝子なんて似ても似つかない宛て訳でしょう。
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余談です。数学でいう陰関数はむかし、陰伏関数と呼ばれてたそうで、Implicit Function の訳だと後で知りました。これは妙訳だと思っていたので、印加電圧は、Initial Electric Field の事だと思っていました。参考になりました。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8D%B0%E5%8A%A0 印加-Wikipedia を見ると、apply の訳語に困ったあげくの訳語みたいですね。
- nitto3
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高周波加熱するときなどによく使いますね。 プレートの上下に高電圧をかけて、中に挟んだものに電界を与えて加熱するのです。 電子レンジなども同じ考え方です。
- myeyesonly
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こんにちは。 電圧を「かける事」を「印加」といいます。 かけ方は、電子部品などならば、電線を繋ぐ、あるいはスイッチを入れる、という作業になりますし、静電気などでしたら、ガラスやエボナイトの棒を猫の毛皮で擦るとか、擦った棒で触れる・・・その他いろんな方法があります。 電圧と電界の使い分けですが、電子部品などに電圧をかける場合には「電圧」が使われ、空間的な、例えば電線と地面の間ような場合には「電界」が使われる事が多いです。 電子部品でも例えばコンデンサーや真空管の一部、などは、極版の間の空間によって容量を決めるという構造なので、分野によっては「電界」を使う場合もあります。 また、トランジスタのような半導体部品でも、シリコンなどの半導体の結晶の内部の空間を議論する場合「電界」が使われる事が多いです。