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光触媒の商品
昔から光触媒、光触媒と言われていますが、目立った程の商品化がなされていません。 何か、ネックでもあるのでしょうか?
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一応、光触媒の一つである二酸化チタンの研究をしています。 特許料の問題もあるでしょうが、一番の問題は効率だと思います。今もっとも注目されている光触媒は、二酸化チタンです。しかし、この二酸化チタンが光触媒作用をするのは紫外線領域の波長の光が照射される必要があります。地上に届く太陽光線のほとんどは可視光線で、紫外線はあまり含まれていません。このため、効率が悪いのです。 今、盛んに可視光領域で光触媒作用が現れるように研究がなされており、この問題は解決にむけて進んでいます。 後、目立った商品化がなされていないと言うことですが、周りには結構光触媒作用を利用したものがあります。トンネル内のランプを覆っているカバーには酸化チタンでコーティングされているものが多く使われています。 さらに、手術室の壁なんかも酸化チタンが塗られていることが多いです。 浴室用の鏡にも使われている商品があります。 私も基礎研究(しかも光触媒そのものではない)なので、実用に関しては不確かです。
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- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
おかしいですね、とりあえず下記のサイトの検索 「検索で類似した投稿がないかチェックしましょう 」で”酸化チタン光触媒”で検索してください、ヒットします。
- 参考URL:
- http://mori.nc-net.or.jp/
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
NO3です。 URLのリンクがエラーだったので再度 http://mori.nc-net.or.jp/index.php3?KN_Sess=14&fQid=13&fNum=4
補足
お世話になります。 期限切れのため、のぞけませんでした。
- DASS
- ベストアンサー率38% (116/304)
最大のネックは・・・おそらく「光の供給」です。 光触媒ですから、光がなければ作用しません。 その光(たいていは紫外線)を光触媒に照射することが大変なのでしょう。 光触媒は、影にいては役に立ちませんから、全ての光触媒が表面に存在していなければなりません。 これは、光触媒が大規模な効果をもたらすためには、大面積の光触媒と、光触媒に光を供給するための光の通り道としての巨大な空間が必要と言うことで、結構、厳しい条件になりますでしょう。 自然界で一番多く光を供給してくれるのは太陽ですが、晴れた昼間しか使えませんので、工業用途には使えませんね。 人工で光を作るとすると、その光を発生するのに必要な電力と、光触媒の作用とを天秤にかけることになります。 光触媒専用に電気を使って光を作り出すようでは、コストがあわないのでしょう。 従って、トイレなどの「光は適度にあるが、一所懸命きれいにしなくてもよい所」にしか使われていないのでしょう。 個人的には、一般家庭の窓ガラスに使えれば、年末の大掃除は楽になるのにと思ってはいるのですが・・・。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
ここのNO2に問題点がかかれています。
- mtt
- ベストアンサー率31% (416/1338)
特許料かも。 光触媒を利用した清掃要らずのガラスの特許はアメリカの会社。 光触媒のコーティング液はたしか川崎重工だったはず。 他にいろいろなそれに関連する特許が大手企業に握られているからかも。 研究開発費も高かったでしょうしね。 その辺がネックなんでしょうね。
お礼
ありがとうございます。 見えました。