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粉飾決算の定義について
お得意先に販売している商品をその会社の購買部にマージンを落とすために、結果的に売り上げを2重に形上するようなことになりました(詳しい説明は省きます)、しかし我社の利益は変わりませんので、税務上は問題ないと思うのですが、会社の売り上げとしては2重に計上されます(と言うことは利益は同じで利益率が下がることになります)。 ここで基本的な質問ですが、会社の損益が変わらないが、売り上げ金額は増加することは粉飾決算になるのでしょうか。 又、税務上問題になることはあるでしょうか
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粉飾決算という言葉は法律用語ではないので厳格な定義はないでしょうが、粉飾決算とは決算内容を飾り立てるために事実と異なる決算を組むことですから、売り上げが大きく見えれば格好良く見える(例えば、前期より売上げが伸びているように見え、将来性ありと錯覚させる)ので、一種の粉飾といえるでしょう。 粉飾決算を「配当可能利益の過大表示」に限定するなら該当しないということになります。
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売り上げが二重に計上されて、なぜ利益が同じなのでしょうか。その売上金額分、利益が過大になるはずですが? 得意先にマージンを落とすことを目的としているなら、取引実績などの根拠なしに相手にマージンを支払うことになりますから、そのマージンが寄付金になると思います。
お礼
ご返事ありがとうございます。誰からも返事がなくて弱っていたところです。ご質問の売り上げが2重になると言うのは説明するためには細かく説明しなければならないので省きますが、 (1)従来は100の売り上げがあったところに200の売り上げが上がり、反対に相手から100の仕入れが新たに発生するので、相殺され結局売り上げは100のままです。 (2)ここで確認したいことは、決算上、利益の操作はしていないが売り上げが2倍になり、仕入れも増加するのは粉飾決算と言う定義にあてはまるのかと言うことだけです
お礼
明確で分かりやすい回答ありがとうございます。よく理解できました。