「シャーマン」という言葉はシベリアに住むツングース族の言語です。現在では広く世界的に使用されてきています。
では、「シャーマン」の定義ですがこれには多様な見解があります。乱暴を承知で一言で言えば「シャーマン=関係を癒す者」となります。この場合の「関係」は意識と肉体、人間と人間、人間と環境、人間と自然、事象とスピリット(精神、精霊)などの関係を指しています。また、特徴として比較論でみると呪術師が個人のパワーと悟りを探求するのに比しシャーマンは人と環境を癒します。いわゆる現在よく使われる言葉ではヒーラーをイメージしても良いかもしれません。だいぶ宗教的ですが・・・
メジャーな定義としては「シャーマンはメディスンマンの場合もありますが、全てのメディスンマンがシャーマンではありません。またシャーマンは部族の聖職者の場合もありますが、全ての聖職者がシャーマンではありません。シャーマンはサイキック・ヒーラー(心霊治療家)の場合もありますが、全てのサイキック・ヒーラーがシャーマンではありません。」となります。
ヒーリング(治療)を行っている最中のシャーマンは、いわゆるわたしたちの現実とはかなり異なるもの・世界を見ています。例えば「植物や動物と話す」「地下の世界を旅する」「姿を変える」・・・
シャーマンの資質として求められるものに「行動力と創造力」があります。知識があっても行動しない者はシャーマンとして認知されません。またシャーマンは「神と共同創造する者として全身全霊で人生を生きます」 だいぶ宗教的・超心理学的・スピリチュアルなお話になりました。ご参考まで・・・
因みに、小生はごく普通の無神論者・無信仰者です。念の為。