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シャーマン戦車について

最近プラモデルの雑誌を見ていたら、チリ陸軍では改良したシャーマン戦車を使っていることに非常に驚きました。で、実際の使われているところの写真が見たくて探したのですが見つかりませんでした。どなたか画像が載っているサイトがあったら教えてはくれないでしょうか??それとどういう背景でいまだにシャーマン戦車が使われているのか分かる方がいれば教えてください。

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  • hisakaki
  • ベストアンサー率26% (27/103)
回答No.7

ヒストリーCHで、MBTランクを放送していました。シャーマンは勿論トップ10に入っていますが、#6さんが書いている通り、その機械の信頼性と整備のしやすさと、生産数が評価されていました。勿論トップは旧ソ連のT-34でした。 最強といえば、現米国の制式MBTのM1で、これは総合2位でした。米、英、独、仏、イスラエル等のMBT間では戦闘していないので、どれが現在最強とは判断出来ないとの事でした。これから考えれば、整備しやすい、地形的に使い勝手が良いものが、その地のベストという事になるでしょう。 シャーマンも第二次大戦後随分と改良され面目を一新していますが、隣国の装備を勘案すれば、充分戦力になるようです。もう一つの太平洋戦争でボリビア:ペルー連合軍に勝ったチリの仮想敵国はやはり両国で、その装備戦車に勝てれば余計な金を使う事は無いでしょう。蛇足ながらこの戦争で海岸線を失ったボリビアには未だ海軍があります。

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  • DieMeute
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回答No.6

あのシャーマンは隣国の対ペルー用として輸入されたものです。冷戦時代の話になりますが、当時、隣国のペルーは旧ソ連に近づき大量のソ連製武器を輸入しました。T54やT55を約350両保持し、機甲師団2個を編成しています。これに対抗する為に、チリはイスラエル製の改良型シャーマンを輸入したのです。イスラエルとアラブでの戦闘で改良型シャーマンの実力が証明されていた事と、最新式の戦車を米国や他の国から買う余裕が、その当時は無かった事が要因です。 チリの沿岸部には平地の部分もあり機甲部隊の運用も可能です。特にペルーとの国境近くにはアタカマ砂漠という砂漠地帯もあります。国境地帯をめぐって、チリとペルーとボリビアが揉めていた事もあり、ペルーは、軍備の充実を図っていたのです。 最近では、さすがに旧式化が進んだ為、退役が進んでいるようです。なお、旧式ではありますが、治安維持や歩兵支援では充分にその力を発揮できます。ユーゴスラビアが分裂し紛争になった時、第二次世界大戦時代のT34が活躍した例があります。ようは使い方しだいなのでしょう。どこの国でもそうですが、軍は旧式だからと言ってすぐには戦車を廃棄したりはしないものです。

noname#210617
noname#210617
回答No.5

No.2です。 チリは南北に細長い国土を持ち、アルゼンチン、ボリビア、ペルーと国境を接しています。国境の殆どは山岳地帯であり、機甲部隊が国境を越えて侵入してくるのは極めて困難です。 ということは、戦車対戦車の戦闘を想定する必要がないのではないかと思われます。隣国、あるいは仮想敵国が近代的な機甲部隊を備えており、それが侵攻してくる可能性があれば、それに対抗して近代的な装備が必要になるでしょうけれども、そうではありませんね。 となると戦車の用途は、ゲリラや暴徒鎮圧といった対人になります。 現在のチリは軍政ですし。敵というよりは国民に向けられているような。 また、イスラエルで活躍していたということは、イスラエルと同様に高地であり、砂漠があるチリでは有用であるということかも知れません。 チリの国土には長大な海岸線がありますから、国防予算は陸軍にではなく海軍に重く使うのではないでしょうか。

  • Yelm
  • ベストアンサー率19% (63/324)
回答No.4

一般論としてシャーマン戦車は極めて機械的な信頼性が高く、優秀な戦車です。 時折、ドイツ重戦車との比較から「数が取り柄の弱い戦車」と言われる事がありますが、高い信頼性、整備のしやすさ、優秀な通信機能、余裕があり作業のしやすい車内容積と優れた要素を数多く持ち、圧倒的な数と兵站力を武器にする米軍にとっては適切な戦車だといます。 ただ時たまにしか出てこなくても、何十発も直撃弾を与えても撃破出来ず、逆にシャーマンを遙か遠距離から破壊できるドイツ重戦車の存在は連合軍の戦車乗員に強烈な印象を与えたのは事実であり、これが所謂「タイガー神話」となったわけですが、そのような重戦車はただでさえ生産数が少ない上に信頼性が低く、整備も手間取るため常に少数が散発的に使用されただけで大局に影響を与える事は出来ませんでした。 そして戦後、大量に余剰したシャーマン戦車は多くの国に供与され、その信頼性の故に長年使われることとなったのです。 兵器をカタログデータで計る事が危険な事である一番良い実例が、このシャーマン戦車です。

  • times3
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回答No.3

平たく言えばお金が無いから(^^;  チリの国防予算と横浜市の一般会計の予算が同じぐらいです(^^;

noname#210617
noname#210617
回答No.2
  • AVENGER
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回答No.1

非常に小さい写真ですが、チリ陸軍陸軍ギャラリーにあります。 とても細部までわかるような代物ではありませんが。 http://www.ejercito.cl/multim/galeria_01.php (上から2段目、左から2番目が恐らくそう) このシャーマンは、イスラエルのM50/M51の主砲を新開発のイスラエル製60mm高速砲に換装した物。 http://ja.wikipedia.org/wiki/M4%E4%B8%AD%E6%88%A6%E8%BB%8A なんで現役なのかはわかりませんが。中古とはいえ、レオパルトも持っているし。