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源氏物語の庚申待ち
庚申待ち(人々が集まって夜を明かす宴のようなもの)の場面が源氏物語に有ると思うのですがどのあたりにあるのか解らなくて・・・。詳しい方、おしえてくださいませんか? 他にも庚申待ちのシーンが登場する文学作品などございましたら(どの辺りかも含めて)お知らせ下さい。よろしくお願い致します。
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源氏物語での場所は ここでわかりそうですよ。 http://etext.lib.virginia.edu/japanese/genji/modern.html 50章の 東屋(あずまや)の始めの方に出てくるようです。 1 浮舟の物語 左近少将との縁談とその破綻 [1-2 継父常陸介と求婚者左近少将] のところです。 また、北条九代記 に、 安倍晴明 が庚申待ちを行う様子が載っているそうです。 http://www.people.or.jp/~seimei/den1.html あるいは『大鏡』 http://www.aichi-gakuin.ac.jp/~kamiyama/sa.htm http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Icho/9109/sugoroku.html 『今昔物語』や『宇治拾遺物語』にも載っているときいたこともありますが。。。 はっきりしません。 また、昔話ですが。。 http://www.japan-net.ne.jp/~taketoyo/book/kyoudo/mukasi.htm http://www.hokuriku.yusei.go.jp/dpo/kaga/kyoku/densetu.htm 補足ですが、 庚申待ちについて。 1.歴史 中国の道教にその源流がある。 2.意義・理由・内容 人の寿命は,天が授けてくれたもので,誰にも120年の天寿がある。 しかし、体の中の「三尸」(さんし)=虫(上尸の虫・中尸の虫・下尸の虫) が、 庚申の夜、眠った人の体から抜けだし,天帝にその人間の悪事を告げ寿命を削られる。 これを防ぐため,庚申の夜に寝ないという庚申待ちの風習ができる。 http://www.d1.dion.ne.jp/~kunado/sub2.htm 2. 道教から、ということです。 昔は道祖神をまつっていたようですが、 その習俗が,室町中期以降,仏教化して青面金剛が庚申信仰の本尊となる。江戸時代になると, 神道家の山崎闇斎や橘三喜などが、庚申の申とサルタヒコの猿の共通性に目をつけて 猿田彦大神をまつったそうです。。 http://www.ffortune.net/spirit/zinzya/kami/dososin.htm ちなみに、道祖神は塞の神(さいのかみ)とも言い、一般に村の外れにあって外部から村に悪い霊が 侵入するのを防いでいます。 げんざいでは、 仏家では帝釈天・青面金剛を、神道では猿田彦をまつるそうですが。 http://www.asahi-net.or.jp/~cq1t-wkby/sanko.html#chapter08 3.その他。 昔は男女ともにやっていたそうですが、 冷泉天皇の女御・藤原超子が庚申待ちで急死したことから、女性は免除になったそうです。 http://www.ffortune.net/spirit/tera/hotoke/syomen.htm あるいは、 この夜受胎した子は病弱か泥棒になるという迷信まであったそうです。 http://www.jupiter.to/~heian/basic.htm
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- kann33
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手許にないのでおぼつかない回答で済みませんが、枕草子にあるのは確かだと思います。どの章段かが覚えていなくて…。でも、索引などを使えばすぐに分かると思います。他、日記類をご覧になれば出てくるかも知れませんね。
お礼
有難う御座いました。探してみました。日記類には確かにいくつか発見できましたvv
お礼
すごく、すごく、参考になりました。すべてのHPに行きました。 親切に、且つとても丁寧に教えて下さって有難う御座いました。助かりました~。