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作品のタイトルについて
タイトルについての法則ってあるのでしょうか。 というのも、いろいろと気になるパターンがありまして、まぁごく普通に作品の全体像を表しているものとか、そういうのは気になりませんが、中にはまったくそのようなパターンでなくて、作品中の台詞の一節だったりとか、あるわけです。 「ブラームスはお好き?」とか気になります。別にブラームスが作品中になんら影響しないですよね。 つまり、どういう意図でタイトルってつけるものなんでしょうか。そのテクニックとか思想はどうなっているのか説明する事はできるのでしょうか。
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(1)作中には登場しないがその作品から連想されうるキーワード 例:もののけ姫、ライオンキング (2)作中に登場するキーワード 例:天空の城ラピュタ (3)主人公の名前(に上記のものを追加したもの) 例:アラジン、風の谷のナウシカなど 誰でも知っているであろうジブリやディズニーを例にしてみましたが、この辺りがまず定番でしょう。 そしてこの他に、作中でも特に抽象的で、真意を読み取りにくいセリフなどを使い、そのセリフに対する読者の印象を強める効果を与えたりします。 これは、そういう難解なセリフこそ、作者が特に頭を悩ませたセリフであるからです。 ただ、翻訳された著書や映画のタイトルなどは、特に女性の翻訳家に多いのですが、どうも原題の意図を無視し訳者の主観を優先して訳されることが多いです。 「ブラームスはお好き?」という作品も、私は目を通していませんが、そのパターンではないでしょうか。
お礼
「ブラームスは」はたぶん原題だと思います。aimez-vous brams?だったのじゃないかと。これってインパクトあるんですよね。なぜモーツアルトでもショポンでもないのか?作戦勝だとおもいます。そして、まったく筋にとって重要性はちっともないのですね。 解説していただいたように、1から3のパターン以外ということです。もちろん文学作品以外に映画タイトルや美術作品にも上記のタイトル命名法は適用されるので、芸術作品に対するタイトル考と言う質問だったのです。 とにかく解説していただいてうれしいです。
補足
逸脱が過ぎるかもしれませんけど、「のだめカンタービレ」ってちょっと気になりましたね。おそらく3のパターンなんですが、主人公が別にドラマの中心になっているわけではなく、多数出演の一人と言う位置づけで、それがタイトル上では主人公になっているという。。とにかくタイトルを考えると奥が深すぎて手に負えません。