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心理について詳しい方お願い致します。(長文です)
カテゴリ違いでしたら、すいません。 10年ほど前、私は20歳で同級生達は成人式を迎えて・・・。 (私は結婚式があり不参加) その同級生達とは幼稚園、小学校、中学校を共にして皆仲良しといった感じでした。 成人式を終え半月も経たない内に同級生で私と同じ名前の(苗字は別)女性が自ら命を絶ち逝ってしまいました。 彼女とは特別な『親友』とまでは言えませんでしたが仲の良い『友人』ではありました。 彼女とは、お葬式で5年ぶりに会うことになってしまい別の形で再会したかったと悔しい思いでいっぱいでした。 それからなのですが・・・・ 『本当は自分が死んでしまえば良かった』 『もしかしたら私が死ぬべきだったかもしれない』などと思うようになり 当時は精神的に参ってる状態でしたので尚更このような事を思ったのかもしれません。 それが一年以上続きましたが、家族や友人に支えられて気持ちも安定するようになりました。 そして、あれから9年経った今。 ふと寝る前や、ボーッとしていると急に彼女のことを頻繁に思い出すことがあります。最近では夢も見ました。 その夢の内容とは『お葬式』の夢です。うろ覚えなので具体的に どうとかは言えませんが亡くなった彼女のお葬式の夢には間違いはありません。 彼女を忘れたいとも思いませんし、思い出したくないとも思っていません。 ただ心配なのは、以前と同じように死に関することを思うようになるんでは?と 自分で自分が怖くなっている状態です。 心療科に一度足を運ぶべきか悩んでおります。 昔の友人、又は亡くなった人を頻繁に思い出したり夢を見るのは 心理としてどう推測出来ますか? ただ単に『同じ名前だった彼女』だということで思い出すだけでしょうか? 詳しい方いらっしゃいましたら宜しくお願い致します。
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心理に詳しいわけではないのですが、フロイトによると、夢というのは基本的には「願望充足」であるとされています。 私としては単純に「抑圧の顕現」と幅広く捉えていますが、 いずれにしても、日中、意識に抑圧されて無意識領域に隠れていた認識(記憶)が、意識の支配が薄れる睡眠中に浮上する現象には違いないだろうと思われます。 ただ、抑圧されるにはそれなりの理由があったはずです。 ですから、いくら睡眠中で支配力が薄れているといえども、一旦抑圧されたものをそのまま浮上させることを意識が簡単に許すはずがありません。 しかし、抑圧というのは不自然な状態ですから、無意識としては何とか顕在化させたいわけです。 そこで、両者の顔を立てて、夢は「歪曲」という手段をしばしば用います。 わかりやすい例で言えば、 好きになってはいけない既婚の知人を好きになってしまって日々悶々としている場合に、 自分の身内が死ぬ夢を見るわけです。 自分がそんな怖ろしいことを考えていたのかと愕然とするのですが、実は身内が死ぬと葬式が行なわれ、そこにかの知人が出席するだろうという予測に基づいた夢であることもあります。 しかも念の入ったことに、葬式という気分的に沈滞する状況が背景があるので、 その人と出会えたとしても自分の不埒な恋心を他人に見透かされずに済むだろうという計算まで働かせています。 抑圧されていた恋の顕現と言っても良いでしょうし、現実では果たせなかった恋の願望の充足と言っても良いでしょう。 いずれにしても、無意識下にあるものがストレートに出てくることは殆んど無いと考えて良いと思われます。 夢の内容だけで正確な分析をすることはなかなか難しいものです。 ご自身の近況や、考え方などによって、似たような夢でも全く異なる解釈になる場合があるということです。 ですから、このようなサイトで夢判断(夢分析)をするとすれば、あくまで可能性としてより述べることよりできないというのが正直なところです。 前置きが長くなりましたが、そのことを前提にして少し私見を述べてみます。 まず、もっともポピュラーな解釈としては、先ほど例にも挙げましたが(というより、この例はフロイトがある女性に対して実際に行なった夢判断の実例です。)、 10年前、彼女の葬式に集まった人の中に会いたいと思っている人がいる。 ということです。 再び彼女の葬式が行なわれるとすれば、ごく自然に誰にも咎められずに再会できるわけです。 また、夢は「同一化」という手段もよくとります。 殊に、名前が同じという点に注目すると、あなたと彼女を同一化している可能性は大きいかもしれません。 この場合、同一化の目的は何か、ということになります。 フロイトの「夢は願望の充足である」という言葉を思い出して欲しいのですが、自分が死ぬことで一体どんな願望が果たされるのかということを考えてみます。 彼女の葬式の時を思い出されるとわかると思いますが、彼女はみんなに憐れまれ、悲しまれ、惜しまれ、つまり最大限の注目を浴びていたことが容易に推測できます。 つまり、 「もっと注目されたい」または 「もっと私に気を遣って欲しい」あるいは 「私を認めて欲しい」という強い願望が彼女との同一化を夢で実現させた理由と推測することが許されると思います。 10年ほど前のお葬式で、 >『本当は自分が死んでしまえば良かった』 >『もしかしたら私が死ぬべきだったかもしれない』 と思われたことと通底する要素があるかもしれません。 ただ、以上の分析は、お気づきとは思いますが、「私をちゃんと認めて欲しい」という願望が抑圧されているという前提に立っています。 あくまで可能性のひとつとして申し上げたわけで、そのことで思い当たることがおありでしたら、そこを解決に向けて何か方策をたてられるのも良いでしょう。 全くの見当違いでしたら勝手な推測を申し上げてしまったことお詫びいたします。 また、昨今の心療内科は昔とは違ってかなり開放的な雰囲気を持っているようです。(無論、人間ですから個人的な相違や、相性の良し悪しは当然あるでしょうが) 不安がふっきれないようでしたら、気軽に出かけてみられるのもよろしいのではないでしょうか。
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今自分が置かれている現状に不満がありますか? 名前が同じということもあり、自分に重ねあわせることが多いのだと思いますが、 今になって死という観念に対して普段以上に興味を持ってしまったり、 頻繁に思い出すということは安定が不安定へと移行しつつあるのではないでしょうか。 質問しているのだからやはり漠然とした不安があるのでしょうね。 不安は解決しない限り時間と共に大きくなって行きます。 気になるようでしたら心療科に行くべきだと思います。
お礼
>今自分が置かれている現状に不満がありますか? あると思います。 詳しい事情は言えませんが今現在『板ばさみ』になっている状態で 毎日の生活に不満があります。 仰っている通り不安定なのかもしれません。 やはり精神的に不安定になっている時 必ずと言っていいほど『悪い夢』や過去にあった嫌なことを思い出します。 今現在いろいろある事情を解決していかない限り このようなことが続くのかもしれませんね。 アドバイスありがとうございました。
お礼
>日中、意識に抑圧されて無意識領域に隠れていた認識(記憶)が、意識の支配が薄れる睡眠中に浮上する現象には違いないだろうと思われます。 何となくではありますが、わかる様な気がしました。 >夢の内容だけで正確な分析をすることはなかなか難しいものです。 確かに仰る通りだと思います。 さて本題ですが >「もっと注目されたい」または 「もっと私に気を遣って欲しい」 今現在、後者の方が当てはまっているのかもしれません。 先のアドバイスを頂きました方にも仰いましたが 今『間に挟まれている』状態ですので 「もっと私に気遣って欲しい」「私の気持ちを考えて欲しい」 そう思っていることには間違いはありませんので。 そして、死について考えてしまうのでは?と説明したことですが 夢や彼女のことを思い出すようになってから この場を借り初めて言葉にし、改めて考えさせられました。 私には4歳の子供が居ますので守るべきものがある限り 死へついて考えるべきことではないなぁと反省を。 それでも・・・考えてしまうようなことがあれば 心療科に一度お話しをしようと思います。 とても興味深い『夢について』のお話し、アドバイスをして頂き 気持ちが楽になりました。 有り難う御座いました。