ある時、配偶者の鞄の中を見ました。その時に自分宛のある特定の郵便物が隠されている事を知りました。
毎月定期的に届くはずのある会社からの郵便物です。
書留でなはく普通郵便です。
配偶者へ「どうして届かないんだろう。(集合住宅の集団ポストだから)盗まれたのか」と自分が不審に思っていることを口に出し、
配偶者もまた「そうなんじゃないの、危ない」と同調していました。
そして一度だけ、毎月届く定期的な郵便ではない市役所か都庁から差し出されたもので自分も配偶者自身も内容の詳細は知らないけれど、
必ず自分宛てに届いていなくてはならない郵便物が届いていない事を知りました。
それはある控除を証明するもので、届かないと生活上とても困るものでした。
当初、本当に何かの手違いで届かないのではと市役所へ連絡したら、都庁に問い合わせるよう言われ確認したところ
「そちらの市の市役所へは既に○月○日に送っている」と言われました。
そこではまさか配偶者が隠し持っているとは思わず、
一応市役所へ問い合わせた所「こちらではもう郵送している。届かないのなら再発行するために市役所へ足を運び、そこからまた都庁へ再申請をしなくはならない」と言われました。
同じ月、また定期的に届くはずの郵便が届かなかったので、配偶者の鞄を盗み見た所、
数ヶ月前に配達された市役所からの郵便物と定期的に届くはずだった何ヶ月も前の郵便物が何通か見つかりました。
自分は都庁が発行した書類がどうしても必要だったので再発行の為に配偶者と一緒に市役所へ申請に行きました。
その際配偶者は担当者へ向かって
「こういったプライバシーに関わるものは書留などで郵送する事が出来ないのか、届かずに紛失してしまい個人情報が洩れる恐れがあるではないか」
と抗議したのです。自分が隠し持っているにも拘らず。
今でも、配偶者の鞄の中で自分宛の郵便物を見つけた事は言っていません。
なぜ、隠そうと思ったのかは知りません。
その郵便物をどう処理したのかも分かりません。
しかし、それ以来集合ポストに南京錠を付けました。
鍵は2つ。自分が持っているものと玄関の靴箱の中にに入れています。
自分が何故鍵を取り付けたのか、それについて配偶者は何も尋ねる事もないし、鍵のありかも知りません。