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松風焼き

  はじめまして。 おせち料理にもある『松風焼き』の語源を 知りたいので、ご存知の方はおしえてください。 よろしくお願いします。  

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  • azuki24
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回答No.3

江戸後期の国学者・田宮仲宣の『橘庵随筆前編・東〓子(とうゆうし)』 に、 「干菓子の松風は、初め京都より制し出し、或る御方へ御銘を乞い奉りしに、御覧有りて、松風と名づけ給ふ、其の心は、表に火の強く焦げし跡、泡立ちし跡、芥子を振りなどし、いろいろの綾あれど、裏はぬめりとして模様なし、うら寂しき義によりて松風とは名づけ給えりとかや」とあり、 「松風の吹く浦がさびしい」=「裏がさびしい」というのが定説になっています。 店によっても違いあり。 ・京都「亀屋陸奥」の松風の由来   →http://www.kameyamutsu.jp/itemPAGE.htm ・美濃「長崎屋本店」の松風の由来   →http://www.rakuten.co.jp/hidamino/647354/520142/ 料理の松風も同じ語源と推測されます。ちなみに『現代日本料理法総覧』には、松風鶉団子、松風鱚、松風玉子、松風豆腐、松風長芋、松風麩、松風焼など、色々な「松風」があるようです。

00ken
質問者

お礼

いかにも日本料理らしい由来ですね。 ありがとうございました。

その他の回答 (2)

  • cozyskt
  • ベストアンサー率28% (99/343)
回答No.2

もともとは京都の和菓子(焼き菓子)で、表面はケシで飾られて焼き色がついているのに、裏側は白くてさびしいことから、「浜の松風うらさびしい」と語呂合わせされ、この名がついたようです。

00ken
質問者

お礼

いかにも日本料理らしい由来ですね。 ありがとうございました。

  • takuranke
  • ベストアンサー率31% (3923/12455)
回答No.1

一説によると 1.「海辺を渡る松風は浦寂しい」から表面をきれいに飾って焼いてあっても、「裏がさみしい」。「浦寂しい」という言葉遊びが語源。 2.和菓子で、粉と卵、飴などをこねて焼いた干菓子の一種で表には胡麻や芥子の実がふられているが裏には何もつけないことから、「裏(=浦)さびしい」と洒落れて名づけられたそうです。 松風は松林にうちつける風。うら(=浦)寂しい海岸の情景を表し、和歌で「待つ」の掛詞として使われています。 松風そのものの意味を考えると、2のほうかなと思います。

00ken
質問者

お礼

いかにも日本料理らしい由来ですね。 ありがとうございました。

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