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猫も杓子も
何かの本(南総里見八犬伝だったような気も)で「禰宜も釈子も」と書いて「猫も杓子も」とルビが振られていたのをみて、もともと「禰宜も釈子も」だったのが「猫も杓子も」となまったんだなと勝手に解釈して納得していたのですが、ほかでこんな話聞いたことがなく、ずっと人には言わないできました。この解釈間違いでしょうか。「禰宜も釈子も」だと慣用句として腑に落ちますよね。
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「禰子(神道の信者)も釈子(仏教の信者)も」とか、「釈氏も」とか、表記は幾つかあるようです。 日本最大の『日本国語大辞典』(二版)は3つの語源説を挙げています。 (イ)禰子(ねこ)も釈氏(しゃくし)も(神主も僧侶も)の意の変化したものとする滝沢馬琴の説。 (ロ)「女子(めこ)も弱子(じゃくし)も(女も子どもも)」の意とする落語「横丁の隠居」の説。 (ハ)杓子は主婦をさすもので、家内総出の意かとする説など。 どれが正しいといった判断をしないのはこの辞書の方針。
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- SEEANEMONE
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こんばんは 「禰子も釈子も」で検索すると、ネットでも出ますね。 (たとえば↓) http://www.tctv.ne.jp/tobifudo/newmon/name/neko.html http://elinor-s-forest.at.webry.info/200602/article_18.html http://www.bukkyoclub.com/kinkyo/2004-01.htm 「猫も杓子も」は、一休さんのことばにあるそうですから、一休さんがネコにアレンジしたのかも知れませんね。
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ご回答ありがとうございます。 ネットでたくさん解説されていたんですね。 以前検索してみたのですが見つからなかったので、こちらで質問させてもらいました。 これからは、安心して友人にも薀蓄を披露できそうです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 掲載されている語源の中では、私としては、やはり(イ)がしっくりきます。 馬琴は自説であることもあって小説の中で態々あんなルビを振ったんでしょうかね。馬琴の説と知って思わずニヤッとしてしまいました。