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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:「法師が示現ををこがましく」?)

法師の偽りの示現についての解釈を教えてください

このQ&Aのポイント
  • 沙石集(勘解由小路の地蔵)の中で、法師の偽りの示現によって女房が入道の屋敷へと入っていった後、法師が「法師が示現ををこがましく」と騒いでいた台詞の解釈について教えてください。
  • 法師の言葉には2つの解釈が考えられます。1つ目は、「法師がみっともなくも示現を偽ったのです」という意味です。2つ目は、「法師の示現を(あなたたちは)馬鹿みたいに信じてしまうなんて!」という意味です。
  • 具体的な解釈については、読者の方々の意見があるかもしれません。どなたか解釈していただける方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください。

質問者が選んだベストアンサー

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  • shiremono
  • ベストアンサー率70% (187/267)
回答No.1

文脈から判断して、2番目の解釈がよいとおもいます。 法師は女房と入道のあいだを裂きたい一念にかられており、自分の行動を客観視できそうにもありません。 「をこがまし」 は女房と入道にむけられている、とかんがえるのが自然でしょう。 文法的には、1番目の解釈もまちがいではなさそうです。単純な名詞につく格助詞 「が」 の用法について 「沙石集」 をざっとながめたところ、 「が」 が主格をあらわしている場合もあります。ただし、述語は終止形ではなく、連体形や連用形になります。さらに、文全体の主格でなく、従属節をつくることが多いようです。そのような文の述語のとぎれたものとして1番目のように解釈することは、文法的には可能でしょう。たとえば、つぎのような例があります。   「・・・ 此 (この) 馬が物に心得候はで、・・・ 早く行き/\し候」 と云ひけり (巻8の7) しかし、上述の文脈からすると、つぎの例のような連体格の用法があてはまりそうです。   「いさ、おもつらがあふたるは、法師 (自分) が馬かと思ひて」 とぞ云ひける (巻8の3) 一昨日、たまたま古本の 『沙石集』 を手に入れました。だいぶ日数がたってしまいましたが、質問が締め切られていないので、回答します。まだ解決していないようでしたら、参考にしてください。 参照: 日本古典文学大系 85 『沙石集』 (渡邊綱也 校注 1966) なお、本文の頭注では、 「お (を) こがましく」 が 「ばからしく」 とあります。2番目の解釈に立つとかんがえられます。

yuki_0001
質問者

お礼

お礼が遅れてすみません。 回答ありがとうございます。 非常に解りやすい根拠を示して頂けたので、すんなり納得できました。