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票集め(選挙活動)の具体的な方法

例えば市会議員などの立候補者の方が選挙活動をする時には、外部的には、後援会・街頭演説等を行い、その後内部的には具体的にどういった支持者の管理・調査を行っているものなんでしょうか。また、その支持者に対してどういったアプローチを行うものなんでしょうか。 電話をかけたり…でしょうか?電話番号はどこから流出しているのでしょう 支持者カードを書かされたり、名前を貸してくれと頼まれたこともありますが、あのカードはどういったことに使われているのでしょう。(支持者の電話番号を知るため?)支持率調査でしょうか。 もしご存知の方がありましたら、教えていただけないでしょうか。

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  • Ovoro
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回答No.1

以下、国政レベル以下の 比較的小さな選挙での一例として、お読みください。 基本的に有権者の住所、氏名、年齢 等は、選挙管理委員会にある、有権者名簿の閲覧、またはコピーで入手できます。 自陣営の運動員に、知り合いでお願いすれば、支持してくれそうな方のリストを提出してもらいます。(これらは、「固い票」として読みます) 集まったリストを、選挙対策スタッフで、親戚関係、職場、学校、知己関係で繋がりがないか確認します。繋がりがあれば、そのルートを使って、適任者に、口頭、電話、ハガキ等でアプローチしてもらいます。 電話攻勢は、該当地域の電話帳を使って無作為にかける場合が多いです。 かけっぱなしではなく、反応によって、ABCくらいのランク分けをしておきます。 支持者カードで集まったリストは、20%~30%の割合(選挙の規模、地域によって差が大きいかと思います)で予想得票数として読みます。 もちろん、電話の結果やカードは、次回のデータとして蓄積されます。 さらに、あらゆる伝手を使って、可能な限りの職場訪問、個別訪問を設定します。 (戸別訪問は重点地域に、無差別にかける場合が多いです) 「名前を貸してくれ」とお願いされるのは、運動員に対して名簿集めのノルマがかけられている場合でしょう。 そうこうしながらも、一番票が読めるのは、街宣車で巡回している時なのです。 街を歩く人の反応で、大まかな雰囲気が把握できます。 当確ライン上にいるのか、まったく駄目なのかは、街宣の反応が一番はっきり出ます。 新聞社等の最終的な予測も、各候補の街宣車への貼り付き取材をまとめた予想が多いようです。 それくらい重要な街宣ですから、必要があれば、他候補の街宣車に追尾し、自候補との反応の違いを分析します。 ある意味哀しいことですが、お愛想で手を振っているのか、心底支持してくれているのか、相手の顔を見れば判ってしまうものなのです。 票読みをしてみて、票が足りない、との予測が出て以降は、各選対の良識にかかっています。。。。 <蛇足ながら、私は、実弾は一回も撃ったことがありません(笑)>

deh80
質問者

お礼

どうもありがとうございます!!目の前に浮かぶようによくわかりました(笑) あの宣伝カーがそれほど大事なものとは…選挙権を持っている者の身として、うるさがったりしてはいけませんね。 「固い票」というのも、話に聞いたことはあったのですが、そういうものだったとは知りませんでした。 わかりやすい解答を本当に有難うございます。感謝します。

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