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フランスとドイツの歴史教科書

以前TVのニュースでフランスとドイツが共同で歴史教科書を作ったという報道を見ました。 疑問に思ったのは、第2次世界大戦の記述をどうしているのか、ということです。 ドイツは攻める側、フランスは攻められる側としてWW2を経験したわけですが、 それを1つの目線で記述するのは不可能なのではないのでしょうか。 一体どのような方法で記述されているのでしょうか。

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回答No.2

共通の教科書は古代から現在までの期間を三つに区分しておりまして (1)古代から18世紀、(2)18世紀から1945年、(3)1945年から現在で 今年の新学期から利用されている共通の歴史教科書は その(3)のみです。(1)と(2)は来年と予定されております。 従いまして、第2次世界大戦の記述はこれからです。 今回の教科書での論点は ●大戦後のアメリカの役割評価が両国で違いがることです。  フランスはNATOからの独立、ドイツはNATO追随。  これは併記されているようです。 ●フランスは植民地独立への対処、ドイツは東西分断国家の統一専心と  歩みが違っていたこと。  この流れで、両国か果たしてきた欧州統合の役割です。 ●形式では、個別史料重視のフランスと年表や物語風にしたてるドイツ。  このれも、その中間のようです。 双方の編集者達は、『折り重なる視線』が大切で、其処に歴史があると 生徒に理解してもらえることに力点を置いており、これから両対戦の記述が 公表されてくるでしょうが両国とも、互いに違い(うらみ)が有ったことを 消し去るとこなくそれを提示して、生徒に色々な解釈を伝達することで 一致を見ているようです。 今後、論点はシャルルマーニュ(カール)大帝(742- 814)のフランク王国の位置づけと予想。

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  • trajaa
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回答No.1

私が聞いたのは、ドイツとポーランドとの間での教科書の話でした。 双方の歴史学者等がお互いに議論して、歴史的事実(真実とは言いません)をお互いが納得できるレベルで纏めて、それぞれの教科書に反映させているそうですね。 なので、あちらでは『教科書問題』というのは無いのかな? 有ったとしても、議論も満足に出来ないよりは建設的ですね。 >ドイツは攻める側、フランスは攻められる側としてWW2を経験したわけですが 初期はそうでしょうけど、後期は攻守逆転してますから。。。