• ベストアンサー

パレスチナ問題!

お疲れ様です! 最近ニュース等を賑わせてるパレスチナ&イスラエルの争い・・・ 元々何が原因で争いだしたのでしょうか?(宗教絡み??) 昔からの・・・そして根の深いものを感じるのですが・・・ ただ、私的に「自爆テロ」だけは納得いかないんですよね。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • kawakawa
  • ベストアンサー率41% (1452/3497)
回答No.5

国家どうしの対立の根本としては,先の回答にも述べられていますように,イギリスの二枚舌外交が大きな原因ですネ。 アラブを見方につけるために,シナイ半島全域をアラブ諸国のものとした独立を約束し,一方ではアメリカの協力を得るために,アメリカ国内のユダヤ人を見方につけようとしてイスラエルの建国を認めたということが根本にあります。 もっと古い民族対立としては‥ 騎馬民族であったアラブ人は秋になれば農耕民族であったユダヤ人を襲撃するのが年中行事となっていました。 これは,当時としては当り前のことであり,アラブ人にとっての襲撃・略奪・殺戮はユダヤ人にとっての農産物の収穫と同じことだったのですネ。 そういう歴史的な恨みが残っているところもあります。 宗教としては複数の宗教の聖地がイスラエルに存在するということも大きな理由ですネ。 どうして自分達の聖地が異なる民族の地にあるのか‥ということは,宗教が生活の基盤となっているアラブ人にとっては非常に大きな問題ですから。 自爆テロについては,英雄行為であり,死ぬことによってアラーの元に近づけるという素晴らしいものであると考えられており,志願者は多数います。 また,イスラエルの暴挙に対する復讐のための自爆行為というのもありますネ。 想像してみてください。 dolphin36さんが代々住んできた家に事前通告無く,完全武装のイスラエル軍が戦車を引き連れて突然やってきて,介護が必要な祖母や生まれたばかりの子供を含めて家から追い出します。荷物は何も持ち出せません。抵抗すれば‥運がよくても殴る蹴るの暴行を受け,運が悪ければ射殺です。 そして,追い出されて呆然としているうちに目の前で家財道具ごと家を壊され更地にされ,そして,立入禁止を通告されます。 違反すると射殺です。 3ヵ月後にはそこにイスラエル人専用のキレイな家が建てられています。 こういった事が実際に数え切れない程繰り返されています。 恨みに思い,復讐しようと思わない人の方が少ないのではないでしょうか? 武装することが困難な状況では,ゲリラ戦に出るしかないですから,効率よく相手を殺傷するための自爆行為を積極的に取り入れていることは不思議ではないと思います。 アラブから見ると自爆行為は立派な戦術の一つであり,英雄行為ですから,間違っても「テロ」ではないのです。 ベトナム戦争の時も,10歳の女の子から老人までが手榴弾を使ってアメリカ軍に対する自爆行為を繰り返しましたネ。これは宗教とは無縁のゲリラ戦の一部だったのですから‥。圧倒的な戦力に対抗するためには,自爆を含めたゲリラ戦術を取るのが定法です。 同じ一つの事象も立場が変われば,全く異なる認識となる,よい例ではないかと思います。 以上kawakawaでした

dolphin36
質問者

お礼

事情・認識・宗教・立場etcが変われば・・・う~ん難しいですね。ベトナム戦争の時も確かに老若男女関係なく手榴弾の戦法をしてましたもんね。もし、私なら何も出来ずにイスラエル側のいいなり?なのではないでしょうか?(住居の件にて)でも今後もこの様な事が繰り返されると「和平」なんてとんでもない事なのでしょうか?今後も注目します。回答ありがとうございました。

その他の回答 (4)

  • lvmhyamzn
  • ベストアンサー率8% (50/617)
回答No.4

歴史的な理由もありますが、地理的なこともあるように思えます。 あの地方は基本的に砂漠で、街になっているのは基本的にはオワシス とか水があるところです。それ以外は人間が住めるところではない。 日本だったら、土建屋政治家が出てきて、東京がだめなら、多摩とか千葉に 街を作って、問題を決着しそうですが、あそこはそういうことができない。 エルサレムを半分パレスチナに渡したら、そこからあぶれた人は引っ越すところがなく、そのまま難民になってしまう可能性があるのです。

dolphin36
質問者

お礼

ナルホド・・・今度は「難民問題」ですか。元々が農地みたいな所でしたら宅地に変えて街を作れば良い。でも砂漠が多い所ではそういう訳にはいきませんもんね。 回答ありがとうございました。

  • popesyu
  • ベストアンサー率36% (1782/4883)
回答No.3

あいまいな記憶を頼りにかくので、細かいところでは合ってないでしょうが大体で書きますと。  3000年々程前は今のパレスティナの土地にユダヤ人の国家がありました。しかし国家の滅亡により、ユダヤ教徒はエルサレムを追放されます。  世界各地に散らばったユダヤ人はユダヤ教をより所に、民族としての団結は失わず、それぞれの土地で生計をたてていきます。この時代、土地を持たないユダヤ人は迫害されており、ヨーロッパではゲットーと呼ばれる、日本風に言えば部落に押し込まれる形で生活していました。しかし逆に、土地を持たないことが、金融業など第3次産業に進出することになり、且つ民族内同士の相互援助などもあり、裕福な暮らしをすることになります。またその為にますます迫害が進み、最終的にはナチによる大虐殺へとつながります。  その過程において、19世紀からシオニズム(ユダヤ民族祖国再建運動)という運動が民族内に始まり、第一次大戦下、トルコ領のアラブ地域で味方が欲しいイギリスの支持を受け、パレスティナの土地にユダヤ国家建設の約束を取り付けます。がここで同時にイギリスはロシア・フランスにはそこを3分割しようと、アラブ人にはアラブ人居住区の独占と独立を認めると約束します。 第2次大戦後、国連の支持を受けイスラエルの建国、それを認めないアラブ各国との戦争となり、武力によりそれを抑えたイスラエルが今は好き放題という感じでしょうか。  さてもともとの原因としては、一つは宗教的な対立。お互いの宗教において聖地とされている場所(エルサレム)の取り合い。もう一つにはその他の土地の取り合い。どちらに占有権があるのか上記のようにはっきりしておりませんが、一帯はパレスティナに住むアラブ人のモノでもあると言えます。勿論力こそ正義な現代では、イスラエルのモノでもあると言えますが。  自爆テロ云々は、そもそもイスラム教では殉教が賞賛される行為であるということ。日本人も一向一揆や特攻など無謀な自殺的攻撃行為を行っていました。さらには彼らの行動をテロと見るか、レジスタンス(ゲリラ戦でも良いですが)と見るかの違いでしょうか。

dolphin36
質問者

お礼

私見ではテロorレジスタンスどちらでもないような気がします。下記のお礼文にも述べたように宗教の名の元「なんでもアリ」という感じでしょうか?確かに言われる通り地理的に微妙な位置ですもんね。やはり歴史も根も深~~い争いだったのですね。回答ありがとうございました。

noname#241470
noname#241470
回答No.2

 パレスチナ問題の発端については、この狭いスペースにとても書き切れませんので、下記のページで御確認ください。 http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=248231 >ただ、私的に「自爆テロ」だけは納得いかないんですよね。 「コーラン」(岩波文庫版)の中には「聖戦で死んだ者は復活の日に天国へ行ける」というアッラーの言葉が、何回も出て来ますから、自爆する人たちは、もしかしたら喜んで死地に赴くかも知れません。同様の教義を持っていない私(とりあえず仏教徒)には、とても理解できませんが。  なお、パレスチナ問題の発端については「自信あり」ですが、自爆テロに関しては、多分に臆測が入っているので「自信なし」です。

参考URL:
http://odn.okweb.ne.jp/kotaeru.php3?q=248231
dolphin36
質問者

お礼

宗教の教えによって当事者達は喜んで死に赴く・・・う~んヤッパ納得出来ないですねぇ~(私もとりあえず、仏教徒)もしそうだとしてもそのトップの人達が何故それを率先してやらないのでしょうか?(素朴な疑問)何か宗教の名の元に何でもアリな状態なんですかねぇ~。回答感謝致します。

  • grampus
  • ベストアンサー率39% (455/1147)
回答No.1

根は深いのですが 私なりには土地争いが宗教という衣を着て起こっている、という感じですかね。 植民地政策時代、イスラエル付近は地政学的にかなり重要な位置にありました。 ここを帝国主義国家が確保しようとするのは当然の流れ。というわけで英国が統治していました。 第一次世界大戦に勝利するため英国はアラブ、ユダヤ双方にこの地に関する甘い約束を双方に出しました。 第二次大戦が終了してこの地を双方に分割したのですが、双方とも損をしたと感じたはずです。 このあたりが近代の争いの発端であると思われます。

参考URL:
http://www.ijournal.org/IsraelTimes/mepeace/plo.htm
dolphin36
質問者

お礼

ナルホド・・・土地争いが宗教という衣を着て起こってるですか。何十年というレベルではなく何百年レベルの争いなんですね。回答感謝です。

関連するQ&A