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宗教関係の上層部の所在について
私は今レポートでキリスト教の諸々の影響について書くために東西ローマだとか中世ヨーロッパだとかを調べています。 そして、キリスト教を初めとした宗教が生活やしきたり、政治など多岐に渡って環境に溶け込んでいるなあ、と思ったのですが、ここで疑問が一つ。 複数の国、勢力が同じ宗教を信仰していた場合、その宗教における偉い人というのは大抵どこに居るものなのでしょうか。常に大きい勢力に取り入ってきたのでしょうか。知っている方がおられたらお願いします。
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- nacam
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複数の国にまたがるおおきな宗教で、最高指導者がいるのは、ローマカトリックくらいではないでしょうか。 ローマカトリックの最高指導者は、ローマのバチカンにいるローマ教皇です。 キリスト教の正教会は、国別の組織で、キリシャ正教の最高指導者は、ギリシャに、ロシア正教会の最高指導者は、ロシアに、ルーマニア正教会、セルビア正教会、ブルガリア正教会、グルジア正教会、それぞれが独立した最高指導者を持っています。 ただし、名目だけですが、世界正教会として、トルコのイスタンブールに本拠地があります。 プロテスタントで、最高権威がいるのは、イギリス国教会くらいでしょう。 それも、イギリス内部だけで、他の国の国教会(聖公会)への影響力は、微々たるものです。 アメリカ系のフリーチャーチ(バブテスト、ホーリネス、ペンテコステなど)になりますと、個々の教会が完全に独立しており、上部組織は、単なる連絡網としてしか機能していません。 イスラム教においては、スンニ派には、最高権威は現在は存在しません。 個々の神学者たちが、自分の理論を説いて、支持者を集める事を行って、自分の地位を高める努力をします。 シーア派においては、12イマーム派の最高指導者ハメネイ師が、テヘランにいますが、他のシーア派(イスマイール派、ドズール派など)への影響力は、ありません。 複数の国にまたがる仏教で、最高指導者がいるのは、チベット仏教のダライ・ラマくらいでしょうか。 現在インドに亡命中です。 宗教組織は、チャーチ、セクト、カルトに分類されます。 カルトは、誕生間もない宗教・宗派で、教祖や最高指導者の考え方により、方向が大いにぶれる組織を指します。 逆にチャーチは、指導者が存在しなくても宗派としてまとまっている、または指導者が代わっても、方向性のブレが無い宗教を指します。 セクトは、その中間です。 大きな歴史の有る宗派は、チャーチの時代に入っていますから、最高指導者や最高権威が存在しなくても、誰に代わろうと、ほとんど関係ない状況にあります。 逆に、教祖をやたらに称えたり、最高権威の名前ばかりが目立つ宗派は、カルト的要素をふんだんに持っている宗派です。
- life55
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世の中にはいろいろな宗教がありますが,宗教人口が多いという意味での主流は,キリスト教,イスラム教,ヒンズー教あたりですね. 日本では仏教が多いように思いますが,実際に「仏教徒」と呼べる人はどのくらいいるのか分かりませんね.仏教は人口的にはヒンズー教より更に下になります. そこで,歴代の各宗教のトップはどこにいたのかということですが,これはとても膨大な回答を必要とします. なぜなら,それぞれの宗教は,過去から現在にかけて様々な宗派に分裂してきていてることを考えれば,すぐに理解できることでしょう. そもそも,キリスト教,イスラム教,ユダヤ教の根は一緒ですね. そこから分かれたキリスト教も,大きく分ければカソリックとプロテスタントに分かれます.それぞれ,膨大な宗教人口を持っています. 東西ローマ,中世ヨーロッパとなると,これらの分派も含めると,多くの「総本山」が存在することがわかります. もっとも,イスラム教は聖地はありますが,徹底した水平思考の下におかれているので,総本山的な存在は無いようですけど.指導者というような尊敬を集めている方はいますし,大きな宗教施設のあったところもありますけどね. そういった意味では,主だった宗教の1つ1つについて,Wikiなどで調べてみたらいいのではないでしょうか. ここで回答できるボリュームではないと思います.
お礼
そうですね。ちょっと質問がアバウトすぎました。 もっと具体的な事例について聞くべきでした。ご忠告ありがとうございます。