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音声ラインの600Ωは何故600Ωなのか
音響関係や、電話の伝送ラインは殆どが600Ωで伝送しています。 なぜ10kオームや200Ωでなくて600Ωが多いのでしょうか? 参考になるURLでも結構です。 どなたか教えて頂けませんか?
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音響関係の600Ωは、電話線の600Ωを受け継いでいるようです。 http://ottotto.com/sound/09/imp.htm では、なぜ電話線が600Ωかと言えば、電話線の太さが0.65mmで1kHz(音声周波数帯域)の時の特性インピーダンスが600Ωだからだそうです。 http://miyasan.serio.jp/series2/noise061.html
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- tetsumyi
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No.1に付いて 今では出力段はプッシュプルですからインピーダンスは低い (安全の為に50Ω程度にしてあります)ですが、 昔はバランストランスを使っていましたから出力インピーダンスも600Ωでした。
補足
例えばパワーアンプの出力に8Ω:100Ωのトランスをつけるとします。 通常パワーアンプの出力インピーダンスは、小数点以下何桁かの小さい出力インピーダンスですよねぇ。 このときトランスを介したパワーアンプの出力インピーダンスは100Ωなんでしょうか? 又、安全のために50Ω程度にしてあるという事は、出力段からシリーズに50Ωの抵抗を介して出力されているという事でしょうか?
- tetsumyi
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では、どうして600Ωにしたのかですが 信号を送る側からはインピーダンスが高い方が電流を多く流さなくてすむので良いのですが 逆にインピーダンスが高いと途中でノイズを拾いやすくなります。 ですから、送り側にあまり負荷とならずにできるだけ低いインピーダンスとして決定されています。 音響関係のLINEレベルでは短い伝送なのでインピーダンス10KΩが普通です。
お礼
回答ありがとうございます。 音響関係のLINEレベルのインピーダンスは殆どが600Ωです。 但し、業務用機器ですが。 確かに、近距離と云うより、ステレオというか、一カ所に集中して設置する事を想定された機器のインピーダンスは殊更600Ωにはしていないですね。 余程の事がない限り、ノイズ等の影響も受けないですし。
お礼
良いサイトを教えて頂きありがとうございました。 特に宮崎技術研究所のサイトは、気になっていた反射の事も書かれていたので、大変役に立ちそうです。 後輩の指導の参考にさせて頂きます。 以下は別質問にする方が良いでしょうか? 出力インピーダンスの事ですが、アンプには多量の負帰還が掛けてあるので、例えば600Ωの伝送系で送り手側の出力インピーダンスが600Ωと云う事はあり得ないと思うのですが? 宜しければご教授願いますか?