財務会計論の税効果会計について
財務会計論の税効果会計の基本的な処理が分かりません。
(税効果会計が理解できていなくて、機械的でしか問題が解けない状態です。)
=PL=
売上高1,500
売上原価500
営業利益1,000
貸倒引当金繰入額100
当期純利益900
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の場合に、貸倒引当金が損金不算入(50%しか認められない)で
税金計算で
=税金計算=
当期純利益900
費用として認められなかった金額+50
課税所得950
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このような場合、
=PL=
売上高1,500
売上原価500
営業利益1,000
貸倒引当金繰入額100
当期純利益900
法人税等380
税引き後当期純利益520
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これだと損益計算書が合わないので、
繰延税金資産20/法人税等調整額 20
の仕訳をきり、税務を会計に合わせる。
というのは何となく(機械的に)分かっているのですが、
本来の税金というのは税金計算の課税所得なのですよね?
会社が実際に納めているのが課税所得での法人税等380なんですよね?
それなのに、財務会計論の方の計算に合わせるというのが理解出来ないのです。
正しいのが、税金計算なのに、間違っている財務会計論のPLに合わせるのが分かりません。
そして、このPLを外部公表するのですよね?
本来は課税所得950なのに、当期純利益が900ありますと会社の方はいうのですか?
会社の方も利益を多く上げているように見せたいなら950と言いたい訳ではないのでしょうか?
結局の所、財務会計論の税効果会計は何のためなのか?理解出来ません。
市販のテキストには税務を会計に合わせる処理というような事が書かれているのですが、
それなら、課税所得の方が正しいのだから、何もしなくていいのにと思うのですが、どうなんでしょうか?
よろしくお願いします。
お礼
本屋で探してみたいと思います、ありがとうございます。