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切腹、処刑はこわくない?

くだらない質問ですいません・・・ 歴史が好きで、大河ドラマはよく見てます。 そこでいつも思うのですが、たとえば切腹を命じられたとしても、 みな潔いですよね。 たとえば自分が処刑されるとしても、嫌がって逃げ出す様子もなく、 この家に生まれたのなら仕方ないとか、 この家に嫁いだのだから仕方ないとか・・・ 自分に罪はなくとも、小さい子どもとか、親が武将で敗北すると、 男子だった場合、処刑されたりしますよね。 正室や側室も。 小さい子どもとか、逃げ回っただろうなぁとか考えてしまいます。 もちろん死ぬ瞬間にすさまじい苦痛は味わうでしょうし、 怖くないのかなぁ、と思います。 それとも死ぬことが怖くないのかなぁ、仏教だと輪廻転生があるし、 生まれ変われる、という希望があるからなのでしょうか。 名誉のためとか、御家のためとか、その時代の価値観は死よりも 勝るものがいっぱいあったのでしょうか。 わけの分からない文章になってしまいましたが、詳しい方みえたら 教えてください。

みんなの回答

  • veldan
  • ベストアンサー率67% (125/185)
回答No.6

現代と共通している価値観として・・・日本人は何かと言うと 桜が好きです。 春の花なら梅や桃もあるのですが、桜がダントツ人気です。 桜は散り方が早いので梅や桃が花をいつまでも見苦しくなる までつけているのに対し、桜はパッと散ってしまうので、 死に対する潔さと重ね合わせ、桜が美しいと感じるのでしょう。 日本人の死生観が良く出ていると思います。 今と少し異なるのは武士の価値観ですね。 武士は人前で辱めを受けることを最も嫌いました。 史実とは違うでしょうが、忠臣蔵で吉良上野介が浅野内匠頭の 持参した土産を持ち、「か~る~い~」と馬鹿にするシーンが あったと思います(間違っていたらごめんなさい)。 おそらく、昔の人はそのシーンを見て、みんなの前で恥をかかせる 吉良が殺されて当然の悪者に見えたと思います。  

kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 確かに私も桜が好きです。 おっしゃられたとおり、桜はすぐに散ってしまうからこそ美しいのかもしれないですね。 死生観と通じるものがあるとは・・・驚きながらも納得です。 ありがとうございました。

  • Kon1701
  • ベストアンサー率24% (1445/5856)
回答No.5

当時と今とでは、死への感覚が違うことがあると思います。 平均寿命も短く、子供の頃から多くの人が生まれ、また死んでゆく時代です。そして、(農民などでも)現世よりは来世生を大事にする気持ちも強かったようです。生への執念、今とはまた違っていたようです。 それに加えて名誉を重んじたりする武士ですから、切腹で死ぬことよりも、不名誉なことへの恥の気持ちも強かったことと思います。

kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり今は死イコールすべてにおいての終わり、こわい、というイメージですよね(少なくとも私はそうです) おっしゃられたように、今よりずっと平均寿命も短く、来世を大切にするというイメージがあるなかでは、 受け止め方もまた大きく違ったのでしょうね。 ありがとうございました!

  • m-twingo
  • ベストアンサー率41% (1384/3341)
回答No.4

大多数の武家の人は他の回答者のような覚悟をして切腹や 自害、または処刑を受け入れたと思いますよ。 ですが、切腹が嫌で逃げ出した人もいます。 その人は織田信長の弟の織田長益(有楽斎)です。 長益は本能寺の変の時、織田信長の嫡男の信忠の家臣で 信長自害後、信忠と共に二条城に立てこもり、押し寄せる明智勢に 立ち向かったのですが、多勢に負勢で覚悟を決めたときに信忠に自害を 進め、自分も後を追って自害すると進言し信忠は切腹したのですが、 長益は切腹が怖くなり、一人逃げ出しています。 その後明智勢の包囲をかいくぐり、安土へ逃げ無事に岐阜まで逃げ延びています。 またそのときのことを京の民衆たちに皮肉くられています。 その後は戦国武将らしく要領よく立ち回り、信長次男の織田信雄、豊臣秀吉、徳川家康と その時々の有力武将に仕え、大名になり75歳の天寿を全うしました。

参考URL:
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%94%E7%94%B0%E9%95%B7%E7%9B%8A
kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます! 逃げた人もいるんですね。ちょっとほっとしたような気分です。 でもやはりそういう行為は恥ずかしいことなのですね。 今から振り返るなら、そういうことも十分アリですけど、 その時代では許されないことだったのですね。 織田長益は、生き恥をかいたことでしょうね。 でも、それでも生き延びられたことに、きっと大きな意味があるのでしょうね。 ありがとうございました。

  • konagoo
  • ベストアンサー率24% (67/276)
回答No.3

切腹や心中の文化は、過去の遺物ではありません。 第二次世界大戦でも一死をもって自己の責任をとって、切腹したり自決した人がたくさんいますし、今も武士道の精神は消えてはいません。 また、日本人は、一家心中も諸外国に比べ寛容に見ていますし、生き残られた人の量刑も軽いですよね。 日本人は、自己の死よりも勝る価値観を持っている民族です。現在は、平和であるが故に、表面に出て来ないだけで受け継がれいるんですよ。 災害の無政府状態で集団の規律が保てる民族はそう多くはありません。この種の精神性が底にあって、それに対する責任を優先しているのではないでしょうか。

kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 過去のことではないのですか・・・ 武士道の精神・・・ラストサムライを思い出しますね。 >日本人は、自己の死よりも勝る価値観を持っている民族です。 そういう日本人に生まれて、自分の中にも隠れているそういう精神があるんでしょうか。 ありがとうございました。

  • rosquilla
  • ベストアンサー率35% (261/740)
回答No.2

歴史に詳しいわけでもなく特別勉強したわけでもなく個人的な意見ですが、 時代劇で切腹を命じられた武士か代官かが「え~い、このうえは~!」といい者に切りかかろうとしていい者の家来に切り殺されたシーンがありました。 悪者だけでなく御家のために割腹する場合でも往生際の悪い人はいたと思いますよ。 実際城が落ちても逃げ延びたお偉いさんはいっぱいいるのですし。 でも幼少からの教育で特別な家柄の人の大半はいざというときの心得はできていたでしょうね。 日本人は敗戦のとき「天皇ばんざ~い」と崖から飛び降りた人も割腹した人もいますのでお家のため・お国のために自ら命を絶つということは、とても意味のある行動で名誉でもあったのでしょうね。 戦争映画で捕虜だったと思いますが「生きて恥をかくよりは」と割腹したシーンもありましたので、戦国時代にしても戦争にしても死ぬことより周りの反応に耐えながら生きていくことのが苦痛だったということもあると思います。

kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 みながみな、潔く死んでいったわけではないんですね。 小さい頃からそういう教育を受けていれば、 そのことが当たり前となり、抵抗(多少はあるでしょうが)なく、受け入れられるものなのでしょうか。 >家のため・お国のために自ら命を絶つということは、とても意味のある行動で名誉でもあったのでしょうね そこまで熱く信仰心?があるということはとてもすごいですよね。 ありがとうございました。

noname#20748
noname#20748
回答No.1

基本的に現在と考え方が違うのです。昔はお家第一と言う考え方。現在は個人主義という風にです。生き恥をさらすと言う言葉がありますよね?死ぬ事や処刑される事よりも生きて辱め(女性)を受ける事は死ぬ痛みよりある意味苦しかったのでしょう。個人の生死より○○家という名が大事なんです。今も若干名残はあります。どちらにせよ、実際に切腹・処刑される人が本当にドラマや映画の様に綺麗に死を迎えたかは実際見た人はいないので分かりませんが・・・因みに戦死とは根本的に違うので比較は出来ません。

kanako1025
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 やはり根底にある考えからして、今とは違うのでしょうね。 ”家”が大事、自分ひとりの命よりも、ということでしょうか。 生き恥よりも死を選ぶですか・・・ プライドというか、誇り高いものだったのですね。 ありがとうございました!

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