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新モンゴロイドについて教えてください
北方アジア人の顔つき、体つき(はれぼったい細目、体毛が少ない、手足が短くずんぐりしている)は、寒冷地適応の結果そうなったということが、今の考古学界の定説になっているようなんですが、私にはもう一つ納得がいきません。 (1)寒い地方に住むと保温のため毛が生えるんじゃないかと思うんですが、毛というものは保温のためではなく、体の保護のためにあると考えれば、寒冷化適応のため毛がなくなったというように理解できなくもありません。寒さを防ぐために衣服を着るようになったので、体を保護する体毛の必要性がなくなったからです。 毛は皮膚組織が変化したものと思われますが、何のためにあるのでしょうか? (2)モンゴロイドがベーリング海峡を渡り、南米の南の端まで行っていますが、南端の彼らの顔つきは、琉球の人の顔つきとよく似た古モンゴロイドのような感じがします。彼らは新モンゴロイドが発生する前の古い時代の人々だったのでしょうか?
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ご質問の内容からは、外れますが、アメリカ大陸の原住民と言いましても、顔つきや体型などが、様々あり、一概にまとめられません。 イヌイットの人達などは、かなり日本人に近い顔や体型をしています。 一方アメリカのネイテチィブアメリカン、アスティカ系の北メキシコ、南米のグアラニーなどは、四角いようなこわばった顔をしています。 メキシコ南部やグアテマラのマヤ系の人は、丸い顔に丸い体が特徴的ですが、時として日本人に近い顔の人やタイ・マレーシア人・フィリピン人に近い顔の人もいます。 また、古代インカ帝国の主要民族のケルチャ系の人は、タイやマレーシア・フィリピン人に近い顔の人が多く、タイなどでは見分けがつかないのではと思ってしまいます。 さらに南のマプチュ人あたりになりますと、ポリネシア系が入っていそうな人が多くなります。 現在マプチュ人地区よりも南の地区では、純粋な原住民がいませんので、顔形を比べる事が私にはできませんでしたので、南米大陸南端の人が、どのような顔をしていたのかは知りません。 (ウッシュアイアの博物館ではわかるそうですが) 南米の原住民といえども、かなりの混血が起こっているようです。 ベーリング海を越えた時期においても、大きく3回あるそうですし、太平洋を渡った人達も数多くいたと思えます。 (イースター島は、ポリネシアに属する島ですが、インカ帝国の石垣技術を思わせる遺跡があります。イースター島と南米との間で交流が有ったと思われます。つまり、ポリネシア経由での人の交流も充分考えられると言う事です)
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- tanuki4u
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人も海で… というのは 水生類人猿説
お礼
ありがとうございます。こんな説は初耳です。この説の根拠も面白いし、まじめな反論もまた面白いです。 私ももっともらしい新説をでっち上げて有名になりたいです。
- hbafe88
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毛ですが、紫外線庇護にための説があります。 ダーウインの疑問 人間の体毛が薄くなったのは進化の合理性に反する 海に生息する哺乳類は体毛が薄い 人も森がら海にいったからかな(貝を食べた)
お礼
紫外線から皮膚を守るために毛が生えた・・・理解できます。 海に生息する哺乳類:水に潜っている鯨類には毛がない、陸上の方が多いアザラシは多毛・・・なるほど、紫外線説も有力ですね。 ありがとうございました。
- mii-japan
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中途半端な体毛は、寒冷地では体毛に水分が付着し凍ることによる危険が大きいため だそうです
お礼
なるほど、口の周りの口ひげが、呼吸時の水分でバリバリになってるのを見かけますね。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 >つまり、ポリネシア経由での人の交流も充分考えられると言う事です) 南米南端の原住民は寒冷地化適応する前に渡り、イヌイットなどは後発部隊と思っていたのですが、逆ルートの混血なんかが考えられるとすると、わけがわからなくなってきますね。 アメリカ大陸の原住民について、随分お詳しいようで参考になりました。ありがとうございました。