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透明マントの実験成功?
「透明人間、間もなく現る!?「マント」の“実験”成功」 http://www.zakzak.co.jp/top/2006_10/t2006102021.html 記事によると透明マントの実験の一部が成功したようです。 記事の中の、 「マイクロ波を照射、反射させずに裏側に回り込ませることができた」 この部分がよくわかりません。 裏側に回り込むというのは、スルーしたのではなく、 遠回りした(マントの表面をすべった)ということでしょうか? どうも理屈がよくわかりません。 透明マント=背後の景色を前に映すマントってことでしょうか? よろしくお願いします。
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先月あたりに日経サイエンスか何かに載っていた「スーパーレンズ」の応用と思われます。 立ち読みしただけですので詳しいことは忘れましたが、スーパーレンズとは屈折率が負の値を持つ物質で作られたレンズで、波長よりも小さい領域に電磁波をフォーカスしたり、中で光が逆行したり、物体が浮かび上がって見えるような、今までの常識を覆すような性質を持ちます。 透明マントは「物体が浮かび上がって見える」の応用と思われます。 しかし、このスーパーレンズは「物質」で作ることができません。この世にある物質は全て屈折率が正だからです。これがスーパーレンズが今まで想像上のものだった理由です。 ところが、これを覆す「モノ」が最近の研究で作られました。 それが「メタ・マテリアル」、直訳すれば「超・物質」です。 これは均質な物質ではなく、ワイヤの檻とC字型のリングを組み合わせて作った構造体で、理屈は何度読んでも分かりませんでしたが、電磁波を吸収したり共鳴したり放出したりすることで「屈折率が負」になるらしいです。 なお、No1さんの説明は根本的に間違っており、これでできるのは「黒い物体」です。 参考URLは参考になりますのでご覧ください。
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- osamuy
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実物は、マントじゃなくて、同心円のリングの複合体みたいです。 リングにC形状のスリットが空いていて、マイクロ波が何層ものリングを通過する度に曲げられていくので、リング中心のところにあるものは隠蔽されるという。 英語苦手なんで解釈間違ってるかも。 Scientific Americanで紹介されてるから、そのうち、日経サイエンスに記事が載るんじゃないかしら。
- DoubleAce
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映像と言うのは光で表せますよね? 透明マントではないマントは「その色」を反射させて、目に入ってくるのです。つまりこの透明マントは光を全く反射せず、吸収してしまったと言えます。ですから何も無いように見えるのです。