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ダイラタンシーについて
ダイラタンシーに関する文章で以下のようなものが、あったのですが、正しいでしょうか? 「ダイラタンシーは通常放置した状態だと水にダイラタンシーの粒子がまっている(泥水のような状態)ので、液体のようにどろどろしています ところが、そこに力を加えると水が抜けてダイラタンシーが密集した状態になります。それで硬くなります (ダイラタンシーは粒子が細かいので、密集したとき粒子と粒子の間の隙間が小さい。だから、それだけ強度が増す。) 力を抜くとダイラタンシーはとても細かいので簡単に水にまってしまいまたどろどろします 」
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- ht1914
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#2です。 チキソトロピーという言葉を初めて聞きました。 私が書いた内容は確かNHKブックスの地震の入門書で見たものです。かなり前に見たものですのでうろ覚えです。
- ht1914
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ディラタンシーという状態は書かれているようなものだけではないような気がします。 書かれているのは溶いた片栗粉のようなものですね。どろっと溶けた様に見えるのに箸で混ぜようとすると急に乾いた感じに変わって抵抗が強くなるのは経験できることです。 でも逆に乾いた状態に見えるのに力を加えると水と分離するというのもあると思います。地震での液状化現象や噴砂に絡んで使われていたのを覚えています。入門書には海岸の波打ち際の砂の上を歩いた時のことが載っていました。箱の中に水を含んだ砂を入れます。水の割合によってはかなり水が入っているのに乾いて見えることがあります。揺すってやると水が出てきます。地震の場合の液状化は地下水と砂とでこのイメージで説明されています。 詳しい定義は知りませんが多分「水が可逆的に分離する現象」に対しての名前ではないでしょうか。 ゆっくりした力には液体として反応するが急激な力に対しては固体として反応するという粘弾性と似たところがありますが場面が違うようです。
補足
>でも逆に乾いた状態に見えるのに力を加えると水と分離するというもあると思います。地震での液状化現象や噴砂に絡んで使われていたのを覚えています。入門書には海岸の波打ち際の砂の上を歩いた時のことが載っていました。箱の中に水を含んだ砂を入れます。水の割合によってはかなり水が入っているのに乾いて見えることがあります。揺すってやると水が出てきます。地震の場合の液状化は地下水と砂とでこのイメージで説明されています。 上記はチキソトロピーという現象ではないでしょうか?
ダイラタンシーという物があるのではなく、示された現象をダイラタンシーと呼びます。 ですから、日本語としては誤っているが、現象としては正しいと言うのが答えです。
補足
>ところが、そこに力を加えると水が抜けてダイラタンシーが密集した状態になります。それで硬くなります (ダイラタンシーは粒子が細かいので、密集したとき粒子と粒子の間の隙間が小さい。だから、それだけ強度が増す。) http://www.kiriya-chem.co.jp/q&a/q46.htmlこのページに書いてある説明を読んで、力を加えると粒子と粒子の隙間の面積が広くなり、広くなった分、水が内部に吸い込まれて表面が硬くなる。と私は理解したのですが、それは誤りでしょうか?
お礼
質問に答えていただき、ありがとうございました。