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未知定性分析についての疑問です
高校生です 化学の実験で、未知定性分析 (第1~第5属でHg,Sn,Co,Niを除く、第5属は1種) を行ったところ、第1属を調べるために、試薬に 1M HClを加えたところ、何もでないので、 そのままH2Sを吹き込んだのですが、そこで、いきなり白濁を生じてしまいました。 この白濁はやはりZnでしょうか? また、この結果の為に第3属以降ができなくなってしまいました。 この結果を回避するにはどうしたらよいでしょうか? どなたかご教授お願いします。
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酸性でH2Sを吹き込んだのは第2属を沈澱として分離する為です。 したがって、第2属に関する操作は不要です。そもそも、イオウ以外に沈澱がないわけですから、その操作が出来るはずはありませんよね。 しかし、第3属以降を分離する操作は必要です。 すなわち、何らかの方法で、出来るだけイオウを除いた後に、煮沸し、アンモニア水を加えて、Fe3+とAl3+を水酸化物として分離する操作を行うなどの操作が必要です。もちろん、第4属以降の分離操作も必要です。 なお、前述のイオウが残っていても、硝酸を加えて煮沸することによって、固まってきて、分離しやすくなると思います。
その他の回答 (1)
酸性条件ではZnSは沈殿しないはずです。濁りは別の原因でしょう。考えられるのは硫黄です。おそらく、H2Sが系内の硝酸イオンによって酸化されて生じたのでしょう。硝酸は加えていないでしょうが、試料を作成する際に硝酸に溶かしているはずです。 通常は、その後の煮沸や硝酸を加える操作の過程で白濁が固まってきますので、その時点で除去すると良いでしょう。たとえば、ガラス棒の先にくっつけて除くとか、透明な部分のみをピペットで吸い取るとかの方法で除けると思います。
お礼
返事が遅くなりました。 回答ありがとうございます。 すると、固まった白濁には金属陽イオンが含まれていないはずなのだから その後は何の操作もしなくていいんでしょうか?
お礼
w-palaceさん二度も質問に答えていただきありがとうございました。 今度の実験では参考にして実験しようと思います。 丁寧なご指導ありがとうございした!!