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指揮のテクニックについて
先日、学校の校内合唱コンクールの職員合唱の指揮者に選ばれてしまいました。指揮のことなど全くわかりません。私の学校には音楽の担当教師がいないので困っています。どなたかテクニックを伝授していただけないでしょうか?また参考になるwebページなどがあればご紹介お願いします。
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- pyonpyon123
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指揮をするということは、曲の演奏のリードをするという面と、曲作りにおいても最大の権限と責任がありますが、ご質問のケースですと、前者はまず間違いなく当てはまりますが、後者はどこまで任されるかわかりませんのでコメントもしづらいのですが、最大公約数的なコメントを書かせていただきます。 まず、実際に皆さんの前に立つ前に、曲をよく理解することが必要です。何拍子で、どんなテンポ(速さ)なのか、など。参考演奏の音源があれば聴いてみたりするのもよいでしょう。 そして、実際に指揮をするとなると、まず出だしがポイントになりますが、器楽(オーケストラや吹奏楽)の指揮と違って合唱曲の多くはピアノ伴奏から入るケースが多いですよね。そういった場合は、ピアノ伴奏者とアイコンタクトをしてピアノに始めてもらえればいいと思います。その後、歌が始まるところにきたら、少し前から、(2~4拍前)手元で小さめに振りはじめて、歌い始める2拍前くらいでやや大きいアクションをすると歌が入りやすいでしょう。(ようするに、サン・ハイのところです) 指揮の経験のない人は、はじめからおわりまで左右の腕が対称的に動き続けることが多いのですが、これは少し見苦しくもありますので、慣れるまでは右手のみで振る練習をされてもよいと思います。なお、指揮棒は使っても使わなくても自由です。やりやすい方でどうぞ。 また、陥りやすいのが、「演奏にあわせてただ腕を振るダンス」になってしまわないことです。指揮というのは、演奏者に「これから先の」演奏についての指示を「前もって」行う行為といっても言い過ぎではありません。 合唱の場合は、器楽曲ほどテンポも曲想も急に変わることは少ないですが、歌詞の内容や、音楽のその場その場の雰囲気の変わり目(フレーズの切れ目)は存在すると思います。すごい大雑把な言い方をすれば「元気よく」なのか「静かに」なのか「情感込めて」なのか歌の部分的な分析をして、歌う人にそれを伝えられるようにご自分なりに努力してみるとよいでしょう。(ただあまりオーバーアクションにならないように気をつけることと、毎回テンポが変わるような音楽にしないことは注意しましょう) あとは、ピアノ伴奏と一体となってテンポ設定をし、指揮をするときは声を出さなくてもよいから、ご自分もいっしょに歌うつもりでやるとうまくいくこともあります。