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「突撃ラッパ」の意味を教えてください。

第二次大戦以前の戦争映画などを観ていると、攻撃にあたって、突撃ラッパ?を吹くシーンにお目にかかります。 いったいどういう意味があって吹いているのでしょうか? ラッパなんか吹いてたら、敵にこちらの攻撃意図が分かってしまうような気がしてなりません。 また、海軍でもラッパを吹いたりしているシーンを観ましたが、こちらは味方に対する合図ということなんでしょうか? この「ラッパ」に関して、どんなことでも構いませんので教えてください。 よろしくお願いします。

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noname#97800
noname#97800
回答No.4

あのような簡単な回答で喜んでいただけて恐縮です。質問についてお答えします。 その1、旧日本軍と自衛隊とでは、ラッパの曲目やメロディは同じでしょうか。    曲目は同じものがほとんどですが、メロディは違います。 その2、自衛隊にも突撃時のラッパはあるのでしょうか。それとも突撃という戦術自体過去のものなのでしょうか? 自衛隊のラッパにも突撃の曲はあります。また、戦術としても突撃は大変重要な位置づけされています。(自衛隊の考える戦闘ドクトリンにおいて)しかし、現代の近接戦闘においては無線による意志の疎通が容易にできるので音響通信手段としてのラッパの役割は形骸化しているのが現実です。ちなみにこの時期には若い隊員の退職が多いのでその隊員の送り出しの時に突撃を吹奏してやったりしています。 その3、自衛隊のラッパは1種類でしょうか?また、それは一般には市販されていないのでしょうか? たしか、全く同じものではありませんが、同じ構造のものは町の金管楽器専門店に行けば発見できると思います。ちなみに陸上自衛隊での正式名称は「3つ巻き90式ラッパ」といいます。海上の方は2巻きのものを使っているらしいです。  その4、自衛隊のラッパ曲は誰が作ったのでしょうか?自衛隊関係者でしょうか? これもあんまり自信はありませんが、(習ったけどうろ覚え)一般の作曲家の人や旧軍の関係者、自衛隊の音楽隊の人たちが関係したと聞いています。

noname#1546
質問者

お礼

早々にご返事をいただきましてありがとうございます。 全てのご質問にお答えしていただいて恐縮しています。 >「3つ巻き90式ラッパ」 う~ん。かっこいい名称です。ホントホント(^^ゞ 製造はやっぱり楽器メーカーなんですかねぇ?ヤマハとか・・・ 意外と三菱重工だったり(^_^;) 「ラッパ手」と呼んでいいのでしょうか。かっこいいお仕事です。 確か「二百三高地」の映画で「新沼けんじ」さんが演じていたのもラッパ手でしたね! お仕事がんばってください。

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その他の回答 (3)

noname#97800
noname#97800
回答No.3

詳しい歴史的な事はほかの方が説明されているので、省略します。本来ラッパは音声通信手段の一種で、まだ拡声器や無線機が発達していなかった昔に大人数の者に一斉の行動をとらせるために指揮官の号令・命令をラッパを使った曲で指揮下部隊に伝達しました。また、曲の吹奏で部隊の士気を鼓舞するのも目的のひとつです。  ついでにラッパで吹奏する曲は突撃だけでなく、起床、点呼、食事、国歌、乗車、駆け足、射撃、部隊の名称等かなりあります。  私は、自衛隊で現職のラッパ手ですのでまた質問があれば防衛機密に接触しない範囲で答えられます。(ウソ。ラッパにそんなのありません。)

noname#1546
質問者

お礼

evo5yellowさーん。ありがとうございます。 現役の方からお答えいただけるとは夢にもおもっていませんでした。 せっかくの機会ですので、もしよろしければ下記の点について教えていただけないでしょうか。 その1、旧日本軍と自衛隊とでは、ラッパの曲目やメロディは同じでしょうか。 その2、自衛隊にも突撃時のラッパはあるのでしょうか。それとも突撃という戦術自体過去のものなのでしょうか? その3、自衛隊のラッパは1種類でしょうか?また、それは一般には市販されていないのでしょうか? その4、自衛隊のラッパ曲は誰が作ったのでしょうか?自衛隊関係者でしょうか? その他いろいろお聞きしたいことはあるのですが、上記について特に興味があります。よろしくお願いします。

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回答No.2

丁寧なお礼を頂きましたので再回答します。 現代戦でラッパはあまり聞きませんね。 朝鮮戦争の当時、人民解放軍(中国が参戦していた)が吶喊突撃時などに笛とラッパを併用して、例えば「手榴弾の一斉投擲」や「一斉射撃」を行なったのが私の知っている最も最近の事例です。 先日の質問で「ガヴァルゲイド」という言葉を使いましたが、これは「精神を高揚させる」という概念でして、「突撃ラッパ」にもこのような効能があります。 一例ですが、長い期間フランスの陸軍・陸戦隊の突撃ラッパのメロディは「ラーマルセイエーズ」(フランス国歌)でした。この歌の歌詞(私が記憶している範囲ですが)は「立て、祖国の者よ。進軍の時が来た。暴虐の血に塗れた軍旗がやってくる。奴らは我々の大切な人たちを殺しにやってくる。さあ市民たち!隊伍を組め!そして前進せよ!」...です。これを軍歌と言わずして の世界です。勇猛さで知られるドイツ軍でさえ、この進軍ラッパと共に立ち向かってくるフランス軍に対しては足がすくんだそうですよ。

noname#1546
質問者

お礼

firevalkyriesさん。 度々ありがとうございます。 朝鮮戦争当時はまだ人民解放軍が使っていたとは!! 言い換えると近代戦術に立遅れているということでしょうか(^_^;) 諸外国の突撃ラッパをぜひ聴いてみたいとおもいました。

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回答No.1

もしreisonさんが戦場にいたとします。普通怖くて逃げ出したくありませんか?ましてや相手が機関銃でこちらを狙っていることが判っているときにその方向に向かって走れ なんてムチャクチャもいいとこです。 進軍ラッパというのは「進め!」という命令を広い戦場に瞬間に行き渡らせられる手段であると同時に、兵士の勇を鼓舞する手段でもあります。当然機関銃を持って待ち構えている方にしてみたら、ラッパを吹いている人はいちばんの邪魔者です。当然攻撃はきつくなりますよね?ラッパを吹いている人はこの恐怖、危険とも立ち向かわなければいけません。多くの軍隊でラッパを吹いている人が尊敬されるのはそのせいです。 全く関係のない話になるかもしれませんが、多くの国で所謂「軍艦マーチ」が存在します。旧海軍では「軍艦マーチ」、アメリカ軍では「星条旗よ永遠なれ」、ナチスドイツでは「双頭の鷲と共に」などがこれにあたります。一度聞き比べられてもいいと思いますよ。 「ガヴァルゲイド」のお国柄が出ていますし、「ガヴァルゲイド」がよくわかります。

noname#1546
質問者

お礼

ありがとうございました。 そうですよねえ。 確かにラッパが鳴っていたら、味方も無事だと思って、安心して突撃できると思いました。 ところで、現代戦でも突撃ラッパってあるんでしょうか?

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