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戦争映画の突撃について
この前「ザ・トレンチ」という映画をみました。 内容は第二次世界大戦中のイギリス軍とドイツ軍の塹壕戦なんですけど、ラストの突撃のシーンに疑問が残りました。 ドイツ軍は350M先の塹壕に構えていて、砲撃を受けながらも機関銃を構えている。そこにイギリス軍が突撃していくんですが、なぜかみんな横一列で歩いて突撃しているのです。とうぜんイギリス軍は機関銃で撃たれてばったばった死んでいきます。 普通突撃するときって走ったり、ほふく前進したりするんじゃないんですかね?
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作戦によるんじゃないでしょうか? 専門家で無いので、あんまりそういう場合の適切な作戦は分かりませんが、日露戦争における最大の激戦地である二〇三高地の戦いで、機関銃で陣地を張っていた露軍に対し日本軍が映画の英軍の作戦を取りました。 ただ、その時は横一列に並んだ部隊を何重にも重ね、波状攻撃を行ったようです。つまり、一列目がバタバタ倒れてもその後ろに2列目がそのまま突撃。2列目が倒れても3列目がそのまま突撃と言う作戦です。日本軍はこの作戦で露軍に勝ちました。(ロシア人も狂気の沙汰だとびびっていたらしいです) もしかしたら映画の英軍も波状攻撃を行っていませんか? あるいは、全滅しか道がないと思い玉砕にでたとか? 映画を知らないのでそこら辺は分かりませんが・・・。 まあ、波状攻撃作戦として実績のある戦法ではあります。
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- psss
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「ザ・トレンチ」まさに塹壕、って意味ですね。 お尋ねの件ですが、ありえない話ではありません。 HNKのドキュメンタリー等に依りますと、少なくとも第一次大戦中までは、英陸軍の「突撃」とは、そういうモノだったようです。 太鼓に合わせて、綺麗にザッ、ザッ、と行進するのです。陸軍の「伝統」ってヤツだったのです。 それが、戦車や機関銃等の近代兵器の登場により、無くさざるを得なくなっていったのでした。 実際に、第1次大戦中には、その映画そのもののシーンが展開したということです。 正確に、いつ頃、その伝統を撤廃したのは存じませんが、伝統を重んじる部隊であれば、第2次大戦でも、そういう事をしていたのかも知れません。 後、英国映画には、社会を痛烈に皮肉った作品が多いですから、そのシーンにはそんな意味もあったのかも知れません。 第1次大戦の「突撃シーン」は、キューブリック監督の「バー・リンドン」等で見ることが出来ます。
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回答ありがとうございます。 鼓笛隊は登場しなかったですけど、ゆっくりと前進していたところを見ると伝統の名残かもしれませんね。 戦争映画好きなのでご紹介の映画、ぜひ見てみようと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 波状攻撃ですか、その可能性は低いと思います。その部隊は一列のみでしたからね。 でも、第一波と言っていたので敵にプレッシャーを与えるためだけの玉砕覚悟の突撃だったのかもしれません。