- ベストアンサー
芯出し・芯出し作業
工事現場でよく「芯出し作業をします。」とか「芯出しをします。」 と言うことを聴きます。 この「芯出し」とは、どういった事(作業)を言うのでしょうか? 宜しくお願いいたします。
- みんなの回答 (6)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
#2のtanupon323さんの言われるものが『芯出し作業』だと思います。 回転の速いモーターなどから減速機(回転を遅くするためにギヤーなどを組み合わせた機械)などへ動力を取る場合、チェーンなどでは耐久性などが欠けるため、動力源(モーター)と減速機などの入力軸を直結する場合があります。 またモーターと動かしたい機械の距離が離れている場合にも一本、あるいは数本のシャフトを繋いで回転を伝えます。 その場合にそれぞれの軸の端に『カップリング』と呼ばれる部品をつけて接続するのですが、その際に軸どうしの回転の芯が一致していないと接続できなかったり、接続しても振動が出てすぐ機械や軸受け(ベアリング)が傷んだりします。 カップリングの中には芯が1ミリほどずれていても接続できるものもありますが、高回転になればなるほどより精度の高い芯出し作業が必要とされます。 芯出し作業はたいてい『ライナー』と呼ばれる金属製の下敷きを、機械やシャフトの軸受け(ベアリング)の下に入れて高さ調整します。 高さ以外の前後左右は、取り付けボルトの穴の余裕の範囲で動かして調整します。 ごく一般的な工場でもカップリングの種類によっては100分の1ミリ単位でライナーを手作業で重ねて芯出しをするものもあります。 しかし取り付けボルトを締める強さによっても高さが変わったりして、なかなか一発で芯を出すことができないかなり難しい作業です。 そのほかギヤー同士で回転を伝える場合でも、ギヤーによって適正な軸間距離(ギヤーの噛み合わせの深さ)が決まっていますので、その調整も『芯出し』と言うこともあります。 参考になりましたでしょうか。
その他の回答 (5)
- awazo
- ベストアンサー率28% (36/127)
chirsさん こんにちは あまり細かいことは、あなたには今必要ないと思いますので、簡単に言います。 工事現場での「芯出し」とは、これから作ろうとする構造物、又は据え付けようとする機械などの「中心の位置を決める」ことです。 細かい技術的なことや、具体的な方法などを知るには、その現場で、工事を実際にやっている人に教えてもらうのが一番良いと思います。 あなたが現場の仕事に関係しているのか、現場のことを想像して何か書こうとしているのかわかりませんが、いずれにしても、現場の疑問は現場で質問することが大事です。 「芯出しってなんですか」と聞けば、得意になって教えてくれる人が必ず出てきます。 解かりやすく説明できる人が作業のことをっよく知っている人です。
お礼
有り難うございました。 awazoさんのご指摘、「現場の疑問は現場で質問する」 その通りですね! チョット反省しています。 ご回答本当に有り難うございました。
- daigopapa
- ベストアンサー率44% (60/135)
工事現場で言う芯だしというのは、通り芯を出すことだと思います 芯だしまたは墨出しともいうことがあります 建物を建てる際に必ず、縦横に基本となる柱が立ちます、木でも鉄骨でも同じです 柱は壁またはコンクリートを打つと見えなくなってしまうため、壁またはコンクリートに 柱が入っている位置を書いていきます、このことを現場では芯出しと言います。 建物を建てる際には必ず芯からの距離で寸法を出していきます、そうしないと壁ができていないときに、建物に取り付けしていく部材の取り付け位置が出せないためです 芯出しは大抵建築の作業になることが多いです、その通り芯を基準にして、電気屋や設備屋が配管や機器の取り付け位置を出していきます。 芯からの帰り○○ミリとか(芯から○ミリの位置の場所を言います)芯から○ミリの位置に取り付けと言うのは当たり前に出てきます。 建物を建てる際の基準を出す作業を芯だしというのは、建築業界では普通言います。 参考になったでしょうか。
お礼
回答を頂き、有り難うございました。 内容を具体的の説明頂き非常に参考になりました。 本当に有り難うございました。
- ikkyu3
- ベストアンサー率43% (535/1229)
芯出しは、いろいろ有ります。 下の方の言われるように、工作機械や回転機械では、振動を生じないようにレベル出しや芯出しが重要です。 このような機械の設置作業にも芯出しは行われます。 以上については、回転体の芯出しでした。 さてこの場合の工事現場ですが、建築工事の現場としますと、先ず基礎工事の芯出しがあります。 建物を建築する時、大きなビルでも戸建ての木造でも全ての寸法の基準となる柱の中心、壁の中心から決めていかないと全体がきっちり出来ません。 壁も柱も厚みや太さがありますから、これらの寸法の誤差を考慮すると基準は、中心できめているはずですね。 基礎工事の最初に、三脚に望遠鏡をつけたような装置で覗いたり、紐を張ったり、多分レーザー光線(目に入ると危険なので無いかな)なども応用して芯を出しポールを立てていますね。 これの芯出しではないでしょうか。 他には、給配水の配管があります。これも芯出しを行います。 この芯が狂ったまま無理に管を継ぐと残ったストレスで後で継ぎ目から破断したりしてきます。 どんな工事かで他にも有るかもしれません。
お礼
有り難うございました。 No.1のquamenさんのお礼にも書きましたが、工事現場とは、装置の設置に伴う、 建屋建設、装置納入等に伴う工事の事で、建築と装置の業者間での建屋の受渡前 にも「芯出し」確認をしていました。 詳しく教えていただき有り難うございました。
- tanupon323
- ベストアンサー率26% (99/371)
いろいろあるとは思いますが、私の知っているのは、動力源(モーターやエンジン)の回転出力軸の中心と負荷(ポンプやブロワ等)の軸の中心を合わせることです。 これが合っていないと、不正振動の元凶となり、どちらにも過大な負荷がかかりよくありません。
お礼
教えていただいて有り難うございます。 No.1のquamenさんのお礼にも書きましたが、工事現場とは、装置の設置に伴う、建屋建設、装置納入等に伴う工事の事です。 言葉足らずの質問に対して、ご回答頂き本当に有り難うございました。
- quamen
- ベストアンサー率36% (48/133)
工事現場での芯だしですか?聞いたことがありませんね。興味があります。 私は一時期旋盤加工(金属削りだし)をやっていましたが芯だしという作業はありました。見出しの「芯だし」が、目に留まり見てみたら工事現場でしたね。 自分の仕事の芯だしは、例えば円筒の中心に穴が開いていたら、外形と内径の振れをそろえるために芯を出します。極端な話だと芯がずれていると穴が中心に開いてないことになります。 まあ、お聞きしたい内容と違っているので参考にはならないと思います。 分かる方が答えてくれるといいですね。興味ををもって 見ています。すいませんでした。
お礼
教えていただいて有り難うございます。 工事現場という表現は、言葉足らずである装置の設置に伴う、建屋建設、装置納入 等に伴う工事の事です。 早々のご返答、本当に有り難うございました。
お礼
教えていただいて有り難うございます。 今回「芯出し」が、疑問になったのは、冷凍機納入の際の会話も発端になっています。 詳しくご回答頂き本当に有り難うございました。