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異性の好みはどうして生じるのか

好みの異性≒性的衝動を感じやすい という認識でいかがでしょうか。もしそれほど暴論でないとすれば、以下の私の疑問を聞いてください。 なぜ人によって性衝動を感じる異性が、あるいはその身体的特徴が異なるのでしょうか?一極集中しないために、うまくできているんだという説明も考えましたが、突き詰めれば個人差があることであって、それがなぜ起きているのかがよくわかりません。

みんなの回答

  • ruehas
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回答No.4

こんにちは。 #3です。 回答をお読み頂き、ありがとうございます。 >例えば私はグラマラスよりもスマートな印象の女性が好きだとか、鼻の形にかなり敏感だとか、そういう実際の傾向が、どういう生後体験で形成されていくのか、これが示されないと、どうも心から納得はできない感じなんですね。 「異性のタイプ」「食べ物の好き嫌い」、このような「個人の好み」といいますのは、生後3歳ころまでの「人格形成期」の体験にたいへん大きく影響を受けると考えられています。いわゆる、「三つ子の魂百までも」というやつですね。そこから更に様々な体験を経て、長い時間の中で我々は自分の個性というものを成長させてゆきます。 ですから、どのような生後体験によってどのような異性のタイプが形成されたのかを述べよということは、いったい何が原因で自分はこのような性格になったのかを特定しろといっているのと同じことです。このようなことは事実上不可能です。 まず、全く同様の生後体験であったとしましても、全く同じ反応が学習されるということはありません。特定の刺激体験に対して特定の反応が獲得される、このようなことが人類共通であるとするならば、それは個人差ではありません。加えて、我々が生後に獲得する「人格」というのは、複数の体験がひとそれぞれに絡み合ったものです。個性とは、本来そういうものです。 >なんでだろう。どうも「細い鼻」体験とか思い当たらないんですよ。 ですから、何が原因でそうなるのかは特定できませんし、まして生後3歳では、大脳辺縁系の情動記憶は反応しても、大脳皮質の記憶はかなりあやふやになっています。原因をきちんと思い出せるひとはほとんどいません。このため、あたかもそれが生まれながらの気質であるように思えてしまうのですが、そこに「個人差」というものがある以上、生後体験に基づくものであるというのが基本的な考え方です。

noname#32495
質問者

お礼

なぜ、そういう異性がすきなのかは、なぜこの食物が好きか、色が好きか、この性格になったのか、それと同様に原因を特定できないということは、すごく納得できます。できれば突き止めたいですね。そんな試みってないのでしょうかね。個性と、体験のそれぞれの組み合わせが無限にあるから、好み傾向性格も無限にヴァリエーションがあるのですね。 しかし、ほとんど思い出せる人がいないというのは、少数思い出せる人がいるということで、そういう例を見てみたいものだという気がしています。

  • ruehas
  • ベストアンサー率68% (816/1194)
回答No.3

こんにちは。 「異性の好み」や「食べ物の好き嫌い」といった「個人の好み」といいますのは、「本能行動」ではなく、生後環境から獲得された反応基準に基づく「情動反応」であり、それは「学習行動」です。 本来、「生殖行動」といいますのは動物として生まれる前から遺伝子にプログラムされている「本能行動」です。ですから、この部分は人類・種に共通であり、遺伝的体質による僅かな違いを除いては「個人差・個体差」というものは一切ありません。ですが、「学習行動」といいますのは生後環境から獲得された「判断基準(反応基準)」に従うものですから、生後の体験・学習がそのひとの価値観や行動選択に個人差・個性として必ず反映することになります。 「フェロモン」「求愛コール」「性成熟した個体の身体的特徴」、このような、生得的に定められた性的刺激に対して発生する反応のパターンは全ての個体に共通であり、この反応基準をあれこれと変更するということは絶対にできません。このパターンの組み合わせが本能行動ですね。 これに対しまして、「情動反応」といいますのは生得的な反応ではなく、「大脳辺縁系・扁桃体」の価値判断によって発生するものでありまして、この反応基準は生後体験によって学習・獲得されるものです。与えられた生後環境から学習・獲得される反応基準は人それぞれに異なりますので、これによって選択される学習行動は十人十色、ここに「異性の好み」といった個人差が発生します。 大脳辺縁系で発生した情動反応は、視床下部を介して自律神経系に出力されますので、与えられた知覚情報が性的刺激と判断された場合は性ホルモンの分泌が促されます。 本来、このような反応は生得的に性的刺激と定められた知覚情報に対して生命中枢の領域が司るものです。ですが、情動反応によって性ホルモンが分泌されるということは、大脳辺縁系はそれが性的刺激であること学習しているということであり、それは生後体験に基づく性衝動ということになります。 好みの異性や恋人など、特定の刺激情報に対して選択的な性衝動が発生するのはこのためです。生得的に定められた反応であるならばこのような個人差はありませんが、こちらは生後学習によって獲得された反応基準に従う性衝動ですので、ひとそれぞれに反応しやすい相手とそうでない相手というものが出て来るということですね。

noname#32495
質問者

お礼

長文のご回答ありがとうございます。よくわかりました。ただ、生後体験によってどう好みが形成されるのか、例えば私はグラマラスよりもスマートな印象の女性が好きだとか、鼻の形にかなり敏感だとか、そういう実際の傾向が、どういう生後体験で形成されていくのか、これが示されないと、どうも心から納得はできない感じなんですね。 なんでだろう。どうも「細い鼻」体験とか思い当たらないんですよ。

  • myeyesonly
  • ベストアンサー率36% (3818/10368)
回答No.2

こんにちは。これも最近の説ですが。 人のフェロモンはその人の持ってる免疫物質が反映するのだそうです。 従って、自分と違う免疫を持ってる人と子供を作れば、それだけ多種類の免疫を持った子が出来るので生存に有利なので、自分の持ってないフェロモン(=免疫物質由来)に惹かれるのだとか。

noname#32495
質問者

お礼

そうですか。生物学的になにか説得性がありますね。

  • yurijp
  • ベストアンサー率21% (54/251)
回答No.1

前にテレビで見たんですが、自分とまったく違う遺伝子型(配列だったか遺伝子の種類だったか・・詳しくは忘れました)を持った人に強く惹かれるんだそうです。 理由は、同じ遺伝子同士で結婚するより、違う遺伝子同士で子孫を残したほうが、より強い子孫を作れるからだったと思います。 だから、人は遺伝子で恋をする、とその番組で言っていました。 本当かどうかはわかりませんが、もし本当なら身体的特徴とかの問題ではないですよね。

noname#32495
質問者

お礼

そうなんですか。確かに自分と違う傾向の顔が好きかも知れませんね。

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