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ペレキュデス
普通、ペレキュデスというと、シュロス(島)のペレキュデスだと思うのですが、 アポロドロス『ギリシア神話』岩波文庫の訳注(九)に、レロス(島)のペレキュデスという人物について述べられていて、 別人なのか、同一人物なのか、どっちなのかよく分かりません。 シュロス島とレロス島を間違えたのでしょうか。確かに似ています。 それともレロス島生まれで、後にシュロス島に移り住んだ、ということなのでしょうか。
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noname#122289
回答No.1
別人です。 スキュロス島(シュロス島)のペレキュデース(Pherecydes of Scyros)は前6世紀の人でピュタゴラスの師であった哲学者。 レーロス島のペレキュデース(Pherecydes of Leros)は前5世紀半ばアテーナイにいた散文史家(logographos)。最古の散文による歴史を書いた作家です。神々の系譜に関する著作の断片が残っています。ペレキュデース・アテーナイオス(アテーナイのペレキュデース)という別名もあります。ただし、「レーロス出身で神話を記録した人」と「アテーナイで散文による歴史を書いた人」とをそれぞれ別人とする説もあります。 もう一人悲劇詩人のペレキュデース。この人のことは何も残っていません。
お礼
おお~。別人なんですね! お答えありがとうございました!