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ヨウ素溶液
ヨウ素溶液自体を入手することはできますか??市販されていますか??もしされていなかったら、一般人でも手に入れられる方法はありますか??ご存知の方お願いします!
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- ht1914
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#5です。 塩素の発生について書いておられる方がおられますので補足として書かせていただきます。これは高校の教科書に載っているレベルのものです。 塩素は気体です。水に溶けやすいと言われていますがそれは他の気体と比べてということで当然食塩のようなイオン性物質に比べたら非常に弱いです。 塩素を水に溶かすと溶け込んだ塩素の一部が水と反応して塩酸と次亜塩素酸になります。Cl2+H2O⇔HCl+HClOです。これに水酸化ナトリウムを加えると右辺が中和されてNaClとNaClOに変わります。これら2つは水によく溶けますから塩素は水酸化ナトリウムの水溶液によく溶けていくことになります。 次亜塩素酸ナトリウムの水溶液に塩酸を入れるとどうなるでしょうか。NaClOとHClが反応して弱酸のHClOを生じます。それがまたHClと反応して上に示した反応の逆反応が起こることになります。固体の溶けかたと気体の溶け方は極端に違いますからすぐに塩素の溶解度を越えて気体の塩素が発生します。 だからここでいう酸性の漂白剤というのは塩酸を含んだものを想定しています。塩酸に酸化作用はありませんから漂白剤ではありません。でも便器の汚れ落としなどには入っています。尿素系のアルカリ性の物質を溶かすためです。「酸性の~」といっておけば塩酸を含むものも含まれてしまいますからややこしくなくて良いという立場です。 ヨウ素の場合は固体ですから気体発生はありません。ただヨウ素の固体は水に溶けにくいので沈殿します。そこでヨウ化カリウムを使ったり、アルコールを使ったり、他の有機物を使ったりして溶かします。褐色に見えているときと紫色っぽく見えているときで溶けている形が違います。ヨウ化カリウムの時はI2を含むイオンになっています。アルコールやエーテルに溶かすと赤紫色の系統になります。ヨウ素の蒸気は赤紫色ですから有機溶剤に溶けているときは分子の形だろうという予想が出来ます。
- zoo123
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ヨウ素溶液はヨウ素ーヨウ化カリウムのことですが、ヨードチンキと同じものです。 ですから薬局でヨードチンキを買いましょう。 あと、イソジンは、ポピドンヨードと言う高分子とヨウ素の錯体でヨウ素溶液とは少し違うものです。
#4です。 ヨウ素よは直接関係がありませんが,補足です。念のため…。 「塩素系漂白剤は有毒な塩素ガスを発生する場合が あって、危険と聞きましたが、大丈夫でしょうか。」 http://ps121.xbit.jp/~w121067/www2/3kankyo_6.htm#Q5-1 ---引用--- > 塩素系漂白剤と酸性タイプの製品を混ぜると > 塩素ガスが発生して非常に危険です。 > 従って、塩素系漂白剤の表ラベルには大きく、目立つように > 「まぜるな危険」「酸性タイプの製品と一緒に使う(まぜる)と > 有害な塩素ガスが出て危険」と表示されています。 「ハイター - Wikipedia」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%82%BF%E3%83%BC ---引用--- > 製品成分 > 塩素系の次亜塩素酸ナトリウムが主成分。 > ほかにアルカリ剤として水酸化ナトリウム。液性はアルカリ性。 > 酸性の洗剤と混ぜると中和されて塩素ガスが猛烈に発生して > くるので危険。 > 決して一緒に使ってはいけない。そのため、ラベルには > 「混ぜるな危険」の表示がしてある。 というわけですので注意してください。 その他
- Ichitsubo
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流れをみておりますと、ヨウ素を使うより「酸素系漂白剤」の方がよいのではないかと思います。 酸素系漂白剤は比較的作用が穏やか(あくまで比較的)ですし、使用前使用後とも着色はありません。ヨウ素の場合は着色は避けられません。 塩素系漂白剤はかなり強く作用します。そのかわり原液をかけたりすると部品を傷めるおそれもあります。 しかし、洗濯機での使用は漂白剤の本来の使用方法ですのでさほど問題はなかろうと思います。 なお#4さんのおっしゃる >この酸素系と塩素系の2者は「まぜるな危険」です。 >塩素ガスが大量に発生して死ぬ危険性があります これは誤りです。 酸素系と塩素系を混ぜると、酸素が発生します。同時にそれぞれの有効成分が分解してしまい、漂白力・殺菌力ともに失われてしまいます。混ぜることに全く意味はありません。
- ht1914
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ヨウ素を殺菌消毒に用いるのは酸化作用があるからです。分子状のヨウ素が酸化剤として働きます。これは塩素、臭素、ヨウ素全部共通です。塩素の酸化作用の主役は塩素が水と反応して出来るHClOです。同じように考えるとHIOが酸化作用の主役だということになります。 ヨウ素が溶けていれば色でわかります。この色がなければ溶け込んでいる分子状のヨウ素はないと考えてよいですから酸化作用も期待できません。消毒殺菌作用もないということになります。 冬場風邪を引いた時にレモン味ののど飴を口にすることがあります。この飴を口に入れたままイソジンのようなヨウ素系のうがい薬を使うとイソジンの色が消えてしまいます。ヨウ素がのど飴の中に入っているビタミンCを酸化して消費されてしまったということです。最早消毒効果はありません。 ヨウ素が昆布などの中に含まれているというのは全て化合物としてです。I2として取り出すには酸化剤が必要です。過酸化水素でも酸化できます。次亜塩素酸でも酸化できます。(塩素の方が酸化力は強い) この様にして取り出しますからヨウ素は結構高いです。洗濯物関係だと塩素系で充分です。働きも強いです。 ヨウ素をうがいに使うということは働きが弱いからです。口に入れるのですから強いと困ります。気体を発生しないということもありそうです。
#2です。 デンプンの検出ではないのですね。 > 洗濯層をキレイにするにはヨウ素が効果的、とありまして。 > それならなんでもキレイにするにはヨウ素がほしいと思ったのです。 その「キレイにする」というキレイは「殺菌作用」ですよ。 その点,ヨードチンキなども殺菌作用がありますから良いとは思いますが, 「キレイにする」が白く漂白するとかいう意味でしたら,ヨードチンキはダメです。 「元素周期表」 http://www.suginami.ac.jp/study/chemistry/atom000.htm ここを見る限り,ヨウ素は, 第17族元素(ハロゲン)でフッ素,塩素などと並んですごい酸化力を持ちますが, 漂白作用の代表者は塩素です。 また, 「日宝化学>独自の技術>ヨウ素の製造」 > ヨウ素は固体で、金属のように重く、黒紫色の光沢を帯びています。 > 常温でもドライアイスのように昇華(気化)しやすく、特異な臭気があります。 単体の純粋なヨウ素は一般的には手に入らないようです。 #1(#3)の方も書かれていますが, 酸素系や塩素系の漂白剤で漂白はできると思います。 漂白であればこちらはいかがでしょうか。 それであれば、着色の心配はありません。 しかし,着色の心配はありませんが,脱色しすぎの心配は残ります。 何にしても, ヨードチンキや酸素系や塩素系の漂白剤は作用が強烈であるため, 捨てても良い物でチャレンジ(実験)してからの方が良いと思います。 また, 酸素系と塩素系の漂白剤を混ぜれば効果倍増!? なんて素人考えもやめてください。 この酸素系と塩素系の2者は「まぜるな危険」です。 塩素ガスが大量に発生して死ぬ危険性があります。 (現に風呂を掃除していて死にかけて救急車で運ばれた知人がいます。) とにかく, 何をどのように「キレイにする」のかわかりませんが, 市販の「キレイにする」製品を買われて,その製品の注意事項にしたがって使用するのが一番です。
No.1です。 少々、勘違いしていたようで、イソジンはヨウ素を含んでいることに間違いはないのですが、ヨウ素ーヨウ化カリウムではないようです。 色に関しては、ヨウ素分子I2自体に濃い色があるので、濃度を濃くすれば着色はやむを得ません。非常に薄ければ無色になることもあります。 なお、ヨウ素イオンI-は無色です。そのどちらが必要であるかによって回答は違ってきます。また、I-は比較的簡単に酸化されて、I2になってしまいますので、状況によっては、はじめは無色でも、次第に着色してくる可能性もあります。 洗濯槽をきれいにするということであれば、I2の殺菌作用を利用することになりますので、うがい薬を希釈するのが良いかもしれません。ただし、使い過ぎると、色が消えなくて苦労することになるかもしれませんし、薄すぎると効果がない恐れもありますので、濃度を決めるのが難しいかもしれませんね。 ちなみに、酸素系や塩素系の漂白剤で同様のことができると思いますが、こちらはいかがでしょうか。それであれば、着色の心配はありませんしね。
お礼
わざわざありがとうございます。なるほど・・・漂白剤でも大丈夫なのですね! 試してみます・・。ありがとうございました!
デンプンの検出ですか? もしそれなら,ヨードチンキでできます。 http://www.edu.city.kyoto.jp/science/science/sci-news/jikken/h17jikken/05KA2DE/05ka2de2.html ---引用--- > 2.ヨウ素液を作ろう > ヨウ素液はヨードチンキ(または,うがい薬)を水で薄めて作ります。 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia) ヨードチンキ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%89%E3%83%81%E3%83%B3%E3%82%AD ---引用--- > ヨウ素は水にはほとんど溶けないがアルコールに対しては > 比較的溶ける。ヨードチンキもヨウ素をエタノールに溶かし > たもの …
お礼
早速お返事くださりありがとうございます!何かで、洗濯層をキレイにするにはヨウ素が効果的、とありまして。それならなんでもキレイにするにはヨウ素がほしいと思ったのです。ヨードチンキを薄めて試してみます。とてもご丁寧にありがとうございます・・。
いわゆるイソジンのうがい薬がヨウ素溶液です。 多少は、ヨウ素ーヨウ化カリウム以外の混ぜ物もあるでしょうが。
お礼
早速ありはとうございます。イソジンのうがい薬は赤いですよね??実は、赤くならないもので、ヨウ素がほしいのですが・・。いかがでしょか??
お礼
とても詳しくありがとうございます。やはり漂白剤がいいようですね!試してみます。死なないように気をつけて・・。ありがとうございました!