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3000年前の等身大の木像をみたのですが、なぜ朽ち果てないのですか?

エジプト展に行ってきました まったくの素人なのですが 千年単位の過去の遺産ってだけでロマン感じてしまいました^^; 展示物の一つに女性の等身大木像なるものがあったのですが 3500年前だったかな? 綺麗な状態だったので驚いてしまいました 数千年で原型を保てるのか不思議です 詳しい方御教授下さい

みんなの回答

回答No.3

高校世界史で覚えた程度の知識ですが、墓地の立地条件が埋蔵品の長期保存に好適であったと思います。 古代エジプトでは、農耕に適した土地は非常に少なく、毎年繰り返される大河の氾濫で土地の地味が回復される所に人々は住んでいました。 そこで、墓は農耕にまったく利用できない砂漠の台地の縁を掘って作りました。 そこは年中乾燥していて、洪水の被害に合わない所です。 ツタンカーメンの黄金のマスクは有名ですが、そのミイラを収容していた人形棺は彩色を施した見事な木棺です。土中ではなく、石室に納められていたので、歴代王朝の墓から鮮やかな模様の木棺や木像がほかにも多数見つかっています。 吉村作治教授も昨年度の発掘で発見しています。 http://www.waseda.jp/student/weekly/contents/2005a/055e.html http://4travel.jp/pict/10548527.html

  • mii-japan
  • ベストアンサー率30% (874/2820)
回答No.2

日本国内にも、千数百年前の仏像や建築物が現存していますよ 直接雨に打たせたり、湿った地中に置いたりしなければそれほどは痛みません 半ば濡れた状態で空気に触れるのが、一番痛みます

回答No.1

基本的には乾燥地帯である砂漠に埋もれていたからだと思います。 日本のように湿気の多いところでは木は腐ってしまいますし、シロアリなどの木を食料とする昆虫などに喰われてしまいます。 乾燥地帯である砂漠では湿気や昆虫が極めて少ないので作られた当時の状態が保たれやすいのです。 埋まらず地上にあると風により浸食・破損が起こって痛んでしまいますが、それでもある程度残ることもあります。 楼蘭などの中央アジアの遺跡では建物の柱の何本から立ったまま残っていることもあります。ただし、風化によりやせ細ってしまっていることが多いようです。 ちなみに空気に遮断された粘土質の土の中や海・湖の底などでも完全な形ではありませんが、木製品や立木が残る場合もあります。

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