採用面接時に聞いてよいことわるいこと

質問

中小企業で働いており、今度採用の面接を
やることになったものです。
事前に聞く事項を考えているのですが
以下のようなことを、採用面接時に聞いて
よいものでしょうか？
また、何らかの法律で規制されているもの
なのでしょうか

（１）過去に大きな病気をしたことがありますか
（２）病気療養中の家族がいるか
（３）血液型

回答No.4

slotter-santa · ベストアンサー

（１）その内容により、勤務に重大な影響を及ぼすおそれがあるという場合であれば、聞くことは差し支えないと思われます。が、あまり細かい事を聞くことは職務遂行上とは直接関係ないことから、採用予定者が行う業務との因果関係などといった正当な理由が必要になります。
（２）おそらく、長時間勤務に耐えられるかとかを聞きたいのだと思いますが、職務遂行上とは直接関係ないため不適切質問になると思います。転勤できるか否かなどの聞き方でしょう。
（３）職務遂行上と何の因果関係もないことから不適切質問でしょう。

面接での質問事項は法律的な部分もあれば、法律的ではない部分もあります。今回御質問になっているケースは「不適切質問」という位置づけなので、法律的にどう、というのではないです。が、「基本的人権に関する内容はダメ」というのは一種の社会常識の範疇だと思われます。

どこが？ということであれば、法務局（人権擁護）か職業安定所（就職関係）がある程度は担当と言えるので、一度確認してみた方がいいかもしれませんね。

参考URL：

http://www.hataraku.metro.tokyo.jp/siryo/panfu/panfu36/pdf/04.pdf

お礼

詳しく説明いただきありがとうございます。
自分なりにさらに調べましたが、地方自治体毎に
熱心さが違うようで、かなりあいまいな部分で
あるようです。
表ざたにならないケースでの不適切発言はかなり多そうですね。

回答No.3

nep0707

＞（１）過去に大きな病気をしたことがありますか
＞（２）病気療養中の家族がいるか
＞（３）血液型

法的な回答に絞れば、いずれも法律で規制されてはいないでしょう。

公務員採用ならいざ知らず、私企業に関しては、
必ずしも基本的人権にかかわる質問はだめ、ということにはなりません。
…たとえばある政党の職員になりたいって人に
その政党のポリシーに賛同しているかどうかを採用基準の１つにすることは
憲法１９条思想信条の自由にかかわりますが、特に違法ではないとされています。

企業のほうも「人を選ぶ自由」があるわけで、
単純に人権だからとは割り切れないわけです。

既回答で紹介されているサイトも、ある意味マナーの問題で
法令が根拠ってわけじゃなさそうです。
ただ、採否の根拠として合理的でない質問をするようだと、
その会社の信用にかかわる、ということはあるだろうと思います。
…でも、法律とは関係のない話ですね。

お礼

どうもありがとうございました。
なかなか難しい問題ですね。
現実的には、訴訟でも起こされない
限りは、採用側はあまり真剣に考えないかも
しれないですね。

回答No.2

noname#20897

１．聞かれても構わないと思います

２．本人には関係のない項目です、家族関係は出来るだけ聞いてはいけません

３．問題は無いでしょうが何か意味がありますか？

http://syokuan.net/archives/50024867.html

http://www.tachibanaroumu.com/soudan.html

思想・信条・支持政党・宗教・尊敬する人物とその理由
本人・家族の資産状況、家族の職業
本籍や生い立ち、嫡出・非嫡出の別

不適正質問の概要が分かります

http://www.pref.shiga.jp/hodo/e-shinbun/2006/6/29/0629ma02.pdf

お礼

兄弟関係もだめというのはびっくりです。
ありがとうございました。

補足

基本的人権にかかわる項目は
聞いてはいけないことは
わかりましたが、違反した場合の
罰則はどうなっているのでしょうか？
監督官庁の指導とか？
都道府県毎の条例？

あるいは、訴えられなきゃ
そのまま？

回答No.1

Tacosan

「法的にどうか」も重要ですが, 「何故聞くのか」は考えなくていいんでしょうか?
例えば, 血液型なんてのは聞いても無駄ですよね? そもそも本人が誤解している可能性もあるんだし.

お礼

昔、Ａ型を優先して採用した会社が
あったと聞いたものですから。
私は聞く気はありません。
ありがとうございました。