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序詞・掛詞

やばいッス、明日、期末考査です。 そこでお聞きしたいのですが 序詞・掛詞って一体何のことでしょうか? 教えて下さい。お願いします。

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noname#241470
noname#241470
回答No.1

◆序詞は、枕詞と機能的には同じですが、枕詞が一句なのに対して、序詞は数句から構成されており、しかも、かかる言葉が枕詞のように一定していないため、自由に装飾できるのが特徴です。例を挙げると、 み熊野の浦の浜木綿百重なす心は思へど直に逢はぬかも (み熊野の浦の浜木綿は、幾重も連なっているが、そのようにあなたを心で思っていても、直接お会いしていないことだなあ)  という歌の場合、序詞は「み熊野の~浜木綿」で、「百重なす」に掛かりますし、 みかの原わきて流るるいづみ川いつ見きとてか恋しかるらむ (みかの原にわいて流れるいづみ川ではないが、私はあの人をいつ見たというので、こんなに恋しいのだろうか)  の場合は「みかの原~いづみ川」が序詞で、「いつ見き」に掛かります。 ◆掛詞は、同じ発音で二つ以上の意味を表す言葉です。 山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば (山里は、ひとしお冬は寂しさがまさって来ることだよ。人も訪ねて来なくなり、草も枯れてしまうと思うと)  この歌の場合、掛詞は「かれぬ」で、 人めも「離(か)れぬ」=人も訪ねて来なくなった 草も「枯れぬ」=草も枯れてしまった  となります。また、 ももしきやふるき軒端のしのぶにもなほあまりある昔なりけり (宮中は荒れはて、古い軒端の忍ぶ草を見るにつけても、偲んでも偲びきれない昔の御代である)  こちらでは「しのぶ」が掛詞で、その前と後に、それぞれ違う意味でかかっています。つまり、 ふるき軒端の「忍ぶ」=古い(宮中の)軒端に生えた忍ぶ草 「偲ぶ」にもなほあまりある=(過ぎ去った昔を)懐かしく思っても思い切れない  となります。  以上、うまくまとめられたか、不安です。分りにくい点があったら、補足を下さい。

MAEAKI
質問者

お礼

いえいえ十分わかりました。 ありがとうございました。 これで明日のテストはばっちりです(笑)

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