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わからない企業論の語句を教えて下さい
今、現代公共企業論という本を読んでいるのですがわからない語句が度々でてくるのでその意味を教えて下さい。 ●長期利潤極大化モデル ●企業目的複数説 です。わかるかた意味を教えて下さい。 お願い致します。
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- shigure136
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回答No.1
企業の社会的責任を論じる際,企業目的との関連性を無視できない。なぜなら,多くの場合,企業の直面する社会的な責任問題は,企業がその目的を追求するプロセスにおいて浮上するからである。企業の掲げる目的は,本来,存立する企業の数だけあっておかしくないはずであるが,実際には,「私的利潤の極大化」を究極目的としている企業が多い。確かに,企業制度が確立されたばかりの時期においては,企業は社会の中のごく小さな一部にすぎず,「見えざる手」がうまく機能して,その私的利潤の極大化追求が公益に「良い関連」をしていたが,規模の経済の実現とともに社会に対する企業の影響力が大きくなってくると,私的利潤の極大化のみをその目的とする企業行動は,公益に対して「毒々しい関連」面を表出させるに至った。 このような企業の単一目的論に対する批判として登場してきたのが,企業の多元的目的論である。社会に対する企業の影響力の増大を考えれば,もはや,企業の存立目的を利潤の極大化のみと限定するのは時代錯誤であり,より多くの公益を創出するためには,社会の現状に即した目的をいろいろな形で企業が掲げ,その実現にむけて努力すべきであるとする立場である。 詳細は下記のURLで。 http://www.comm.fukuoka-u.ac.jp/gouriki/paper03.html#haikei