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天然ガス・石油の分布について

 天然ガスと石油の埋蔵量を比べると,石油が中東に偏在しているのに対して,天然ガスは世界各地にある程度均等に分布しているのはどうしてでしょうか?  また,石油・天然ガスは新期造山帯の背斜構造に存在することから考えた場合に,石油と天然ガスの埋蔵量の地域別割合は同じになるはずなのに,そうはならないのはどうしてなのでしょうか? 

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  • ベストアンサー
  • nidonen
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回答No.2

 石油の分布ですが、必ずしも中東に偏在しているのではなく、 砂漠で平地という中東の地勢が、可掘状態に有利に働いている のではないでしょうか。要するに、中東がいちばん掘りやすい ので、そこからガンガン先に取り捲っているのだと思います。  実際、ロシアはサウジアラビアに次ぐ世界第二位の産油国 ですし、20世紀初頭の石油生産をリードしていたのは米国本 土でした。WTI がいまだに価格指標として使われているの は象徴的です。  また、カスピ海やマラカイボ湾などに産油地が多いのは、 浅くて安定した地盤にある湖や海が石油の掘削に向いている からでしょう。メキシコなどにも油田は少なくありませんし、 北海油田のお陰でノルウェーは石油輸出国です。  いっぽう、天然ガスはその性質上、油田よりも自噴しやすく、 掘削も容易です。そのため海底ガス田の開発は海底油田よりも 容易ですし、ロシアのように凍土層で掘りづらいところでも、 狭い掘削口から採取できるのがメリットです。  日本海でも中国が不法にガス田を探索していますが、以前 から大きな油田の存在が推定されています。ただ深さも結構 ありますし、まずはガス田から始めるのが妥当なのでしょう。

ibrk7407
質問者

お礼

石油ができる過程での自然環境だけでなく,現在の自然環境も大きく関わっているのですね。 ありがとうございました。

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その他の回答 (1)

回答No.1

他に回答がないので、胡散臭い説でも許してもらえるかと。 天然ガスや石油は、地球誕生時のメタンがその主な原料です。 石油は、化石の油脂に地球内部のメタンが結合した物もあります。 天然ガスは、地層のひずみに溜まります。 地層のひずみの原因は、隕石の衝突です。 天然ガスは、深度がないと、空気中に拡散します。 石油は、天然ガスが圧縮結合して高濃度になった物です。 さて、 >天然ガスは世界各地にある程度均等に分布しているのはどうしてでしょうか? 隕石の衝突はランダムだからです。 >石油と天然ガスの埋蔵量の地域別割合は同じになるはずなのに 化石由来の油脂が存在した。か 高圧ガスが空中に漏れないような地層が出来た。 この条件がないと石油になれないので、地域偏在している。 上記の説では、 ヒマラヤの周りに油田がない。 地層の安定したアラスカで油田が見つかっている。 などの説明になります。 でも、 大多数の人が、石油は化石から出来た。 と小学校から洗脳されているので、 上記の説を口に出すと、変人あつかいされます。 厳重な注意が必要です。

ibrk7407
質問者

お礼

このような説もあるのですね。 ありがとうございました。

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