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文法的説明をお願いします(専門家の方のみ願いします)
都会の子どもを農場体験に連れて行ったことを話している場面です。 We didn't realize until we actually got there how impressive an experience that was going to be. 簡単にするため、「私たちが実際にそこに着くまでは」 という部分を抜いて We didn't realize how impressive an experience that was going to be. で説明していただけたらと思います。 1.和訳 2.文法的な説明 をお願いします。
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realize の目的語として,how という疑問詞で導かれる名詞節が来ています。 この how 節は,「どれほど~か」あるいは,「なんと~か」という感嘆文の意味になります。 そして,how は通常,後に副詞または形容詞一語が来て,(不定冠詞)形容詞+名詞の場合は what を用いるのですが,かたい言い方で,how 形容詞+不定冠詞+名詞というものがあります。この場合は名詞は単数形でかならず不定冠詞がつき,複数形の場合には what のパターンしか用いられません。 that was going to be an impressive experience「それは印象的な経験になることとなった」という表現を感嘆文として表現したと考えればよいでしょう。 ここの be going to ~という未来は,「着いてから,そこで過ごしてそうなることになる」という感じだと思います。 訳は「それがどれほど(なんと)印象的な経験になることになるのかに私たちは気づかなかった」
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- wind-sky-wind
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how 形容詞+不定冠詞+名詞については,辞書にも載っています。ウィズダム英和辞典や,簡潔にですが,ジーニアスにも how のところに載っています。 手元に参考書はないのですが,多くの文法書で扱われていると思います。 このような how と同じ性質のものに so, too, as が挙げられます。 so that 構文では,so の後に副詞あるいは形容詞一語ですが,such that 構文では such (不定冠詞)形容詞+名詞となります。これも such のパターンの場合に,so 形容詞+不定冠詞+名詞とすることも可能です。 This is as expensive a car as that. This is too expensive a car to buy. のように as や too についても用いられます。 このように,how, so, as, too は副詞・形容詞一語にしかつながらず,(不定冠詞)形容詞+名詞の前には置くことができないのです。
お礼
ジーニアスで確認できました。ご親切にありがとうございました。
how impressive an experience that was going to be. は感嘆文で、realize の目的語になっています。 「なんと~であるかに気づかなかった」 感嘆文をもとの文(?)にしてやると、 That was going to be a very impressive experience. 「それはとても印象的な経験になるだろう」 ここで、very を how にし、さらに how +形容詞を不定冠詞の前に移動させ、how impressive an experience にします。(詳しくは、辞書で how や so の語順をご確認ください) さらに how+形容詞を文頭に移動させるわけですが、形容詞と名詞は分離させてはならない、という規則があるので(how many books do you have? 等を参照)、補語全体を動かします。 するとできあがるのが how impressive an experience that was going to be. で、めでたし、めでたし。
お礼
ためになりました。ありがとうございました。
お礼
とても的確で分かりやすい説明ですね。ありがとうございました。もしよろしければ「かたい言い方で,how 形容詞+不定冠詞+名詞というものがあります。」というのはどの文献に載っているのか教えていただけるとありがたいです。自分の持っている文法書では見つけることができませんでした。