東日本大震災被災地を観光資源へ
先日、原田芳雄さんを勝手に追悼する企画で長野県大鹿村観光したついでに大西公園を回ってきました。
なんでもあのあたり一帯は1960年代の大地滑りで大量の死人が出て人が住めなくなったから公園にして、慰霊のために桜を3000本植樹したそうです。
有名な姫路城の桜が1000本、弘前城の桜が2600本程度みたいですから、それと比べてもすごい数ですよね。
もともと桜の木は死体の上に植えるもので、昔の日本人は花見をしながら死者の魂を慰めたそうです。
梶井基次郎や坂口安吾や石川淳が短編でそういう桜の話をネタにしているみたいですね。
今のお花見は地域経済の活性化や観光資源の観点で語られますが、
花見客が花見しながら出店にオトス金は、香典や浄財代わりともいえるみたいです。
それで思いましたが、
東日本大震災の被災海岸は人が住めませんから、思い切って公園にして、桜を死んだ人の数だけ植えて、原爆ドームみたいに世界遺産登録して観光資源にしちゃいませんか?
日本最大の桜名所になりますし、慰霊としての香典浄財ならば、観光客も喜んでカネ落とすと思いますけど。
復興支援にもなりますし、神戸ルミナリエみたいに復興シンボルにもなりませんか?