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人的資源について。
経営活動を行なう為には、さまざまな経営資源を獲得・動因してマネジメントをすることが必要ですよね?? 最近経営資源の中でも特に『人的資源』が重要と習いました。 人的資源のもつ諸特性ってなんだと思いますか?! そして人的資源の持つ戦略的な重要性はなんだと思いますか?! みなさんの意見を聞かせてください。 いろいろHPも見てみたのですが、何かわかりやすいHPがありましたら、教えていただけると幸いです。
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- akirahata
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この分野の専門家ではありませんが、私なりの考えとして述べさせていただきます。そのつもりでお読み下さい。 「人的資源(Human resource)」は経営資産のひとつということは定説の通りです。 では他の資産である「モノ」「金」と同じように「人」の「資産価値」はどのように評価するのでしょうか?経営は保有するこれらの資産を活用し、付加価値創出を最大化するゲームです。 1.人的資源の価値 一般的に企業の組織は、組織としての「ミッション」「役割」とそれを果たすための「機能」が定義されます。 (不況時に人材のリストラを行い、リストラに応じなかった人を座敷牢的に閉じ込めておく「部署」があり、組織表上には記載されますが、上記のことに照らすとこれは組織ではありません ←余談ですが・・) 組織の「ミッション」「役割」及び「機能」を果たす(実践する)のはそこに所属する「人」です。 このようなことから、その部署での「人的資産価値」は、そこで求められる目標に対して成果を出せる「能力」により評価することが出来ます。 理解を深めるのであれば「目標管理制度(Management by Object)」を研究してみてください。 2.付加価値最大化に向けて人的資源の活用 組織の構成要因の人材個々人に対しては、1.で述べた目標に達成できる能力が不足している場合は、教育・研修により不足部分を強化することになります(資産価値を高めること)。 もうひとつの側面では、個々人として期待通りの能力を保有していたとしても、組織全体としてそのパワーを活かさなければ、組織に期待されている成果も出せません。 そのために、個人の持てるパワーを集積しダイナミックな組織力としてエンパワーメントさせるためのマネジメントが要求されます。(このマネジメント手法は「組織活性化のマネジメント」とか「モチベーションアップのための・・・」とか色々参考書がありますのでそちらを調べてください) 3.人的資源の経営戦略上の重要性 その企業が勝ち残るための経営戦略で最も重要なことは、競合に勝てるその企業固有の中核能力(コアコンピタンス)を保有しているか否かということです。 その中核能力を形成するベースとなるのは『人財』です(厳密には他のファクタがありますがここでは省略)。 分かり易く例示をするなら、非常に特殊な先端技術を中核能力として事業展開している企業は、それを保有してない多くの企業より「競争優位」な立場で事業成果を得ることが出来ます。 とすれば、この特殊な先端技術をこなせる人材(当然希少価値的に少ない)を手当てできるか否かがキーとなります。 また、経営戦略面で「そこそこの品質のものを低価格で供給できる」ことをコアコンピタンスとするならば、中国などで人件費の安い多くの人材を確保し事業展開することがキーとなります(ユニクロのとった戦略はこれです)。 このような視点で検討してゆけばよいかと思います。
- wildcat
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人的資源ということは重要かもしれませんが、その活用となるとなかなか難しいと思われます。人は城、という武田信玄の言葉を説明したHPがありました。すでにご覧になっていたらごめんください。
- uoza
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『人的資源』ですか。硬い日本語ですね。 環境によって、価値が変っていく性質をもつ特徴があります。 よって、戦略的な重要性は、環境を整備することにあります。要するに、「社風」ですね。「社風」がはっきりしていれば、人的資源はそれを吸収して臨機応変に外部的要因に変化対応していくことができるようになります。また、自然発生的に集団的な力学が現れて来る点も留意したいものです。 結論-扱い方次第で、+-200%の評価誤差が生じてくるのが大きな特質です。 蛇足-「日本的経営」がアメリカから評価されなくなって、『人的資源』を考える経営者は激減しましたね。