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半固定抵抗について
普通の固定抵抗器と半固定抵抗器とを直列につないで、微妙な抵抗値(例えば73[Ω]とか86[Ω]とか)を作りだしたいのですが、固定抵抗器と半固定抵抗器の抵抗値はどのようにして決めたらいいのでしょうか?
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先ず、 1.およその中心となる抵抗値 2.希望可変範囲(抵抗値または%) の目標を立てる必要があります。 可変範囲が広ければ、目標から外れる危険は減りますが、細かい調整が難しくなります。 可変範囲を狭く取ると、細かい調整が楽にできますが、可変範囲が目標から外れる危険があります。 ただし、外れた場合は、固定抵抗をもう一段変えることで、可変範囲を目標内に入れることが出来る場合もあります。 だいたいの目標を決めた上で、入手可能な部品で回路を構成することになります。 入手可能な部品は、必ずしも希望を叶えてくれるとは限りませんので、最終的には、妥協することになります。 例えば73Ωを中心に±20%くらい変えたいと仮定します。 一般に入手しやすい固定抵抗はE-24シリーズ(1桁24種)ですから、73Ωに最も近い抵抗値は、「68Ω」となります。 http://www.audio-q.com/e24.htm http://industrial.panasonic.com/www-data/pdf/AOA0000/AOA0000PJ1.pdf E-12シリーズでも68Ωは入手できます。 E-48シリーズであれば、71.5Ωが入手できます。 一方、半固定抵抗器は、10,20,50,・・・という値をとっています。 http://www.hdk.co.jp/pdf/jpn/j01340b.pdf (15,22,33,47・・・という値の半固定抵抗器を作っている、メーカーもある) ここで、仮に10Ωの半固定抵抗器を直列に入れたとすると、68~78Ωを可変することができます。 73Ωを中心に、±5Ωです。(73Ωはピッタシ真ん中になります。(^_^;)) これは、たまたま目標が中心に来た例ですが、いつもこのように旨く行くとは限りません。 多少の偏りはがまんするしかありません。 86Ωを中心にしたければ、直列抵抗はE24シリーズの中から、82Ωを選びます。 10Ωの可変抵抗で、82~92Ω間を可変することができます。 (目標の86Ωに対しては、-4Ω,+6Ωです) 一般の電子回路では、抵抗値そのものを目標にすることは滅多になく、大抵は電圧、または電流を可変させたい場合がほとんどです。 今回のご質問も、目標は「抵抗値」ではなく、「電圧」または「電流」ではないかと愚考するのですが、できれば具体的な目的を公開してください。 その方が、良い回答が得られると思います。 なお、入手しやすい半固定抵抗器は、300度回転のものが多いですが、精密な変化が必要な場合は、5回転、10回転、15回転・・・型のものを使用する場合もあります。 http://info.tactnet.co.jp/copal/j/product/pdf/trimmer_ja/ct20_ja.pdf
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- soramist
- ベストアンサー率58% (163/278)
ANo.5です。 通販で入手できる[10Ωの半固]を当たってみました。 サトー電気のHPです。 http://www2.cyberoz.net/city/hirosan/r.html まんなかあたり、ボリューム→半固定ボリューム→(5つ目)7mm角 立型 に10Ωがあります。 こちらには、「コパル」のST-4TA 10Ωが\15であります。 http://hondapc.gr.jp/toriatukaisyouhin.html 左一番下の「チップ半固定」をクリックして、出てきた画面(右側)の中央あたり→コパル
- Futo_shi
- ベストアンサー率23% (24/103)
目的が良くわからないのですが。。 単純に精度の高い抵抗値を作りたいのであれば、 1)多回転半固定抵抗と言うものがあります。 軸の回転数が、15回転程度で、0Ω~100Ωを作り出すので、軸の回転角に対する抵抗の変化が少なく、単一の抵抗で、精度の高い抵抗が作り易いですよ。 2)直列に限定せず、並列接続を利用すれば出来ますよ。 まず、半固定抵抗と別の固定抵抗を並列接続します。 その並列回路を別の固定抵抗と直列接続すれば可能ですが・・
- ymmasayan
- ベストアンサー率30% (2593/8599)
例えとして70オームの固定抵抗と20オームの半固定抵抗を使うと言う感じでしょうか。 変化範囲は70オーム~90オーム。 残念ながらプロ用には10オームの可変抵抗器も有るようですが 一般に秋葉原当りで手に入るのは100オームからです。
- saru_1234
- ベストアンサー率33% (452/1341)
どうされたいのかイマイチわからないのですが。 中途半端な値を得たいなら固定抵抗は不要で、 半固定抵抗のみ使って実測しながら位置調整をすれば可能です。 半固定抵抗も可変抵抗も、記入された値が最大値で、 0Ω~最大値の間を連続的に変化します。 (一部、連続でない品種もありますが) 固定抵抗と可変抵抗を組み合わせるのは、 値の範囲を制限する場合... 例えばあまり小さい値だと 部品にストレスをかけて壊してしまうので避ける為だとか、 微妙な調整を行う為に回転量と値の変化率を低くする為です。 合成抵抗の値は、固定抵抗同士の計算方法と同じです。
- Pesuko
- ベストアンサー率30% (2017/6702)
>抵抗値はどのようにして決めたらいいのでしょうか なんと答えたら良いのだろう?? 「ほしい値そのまんま」 で答えになるけど。。。 ひょっとして抵抗の合成計算を知らない? 計算知らない人が何で微妙な抵抗値が必要なんだろう? 大体近似値に近い半固定があれば固定抵抗と合成する必要も無いと思うし・・