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拗音はなぜ「い段」だけ?

突然の素朴な疑問です。 娘に買った「あいうえお表」を見ていてふと思ったのですが、 拗音は、なぜ「い段」+(ゃ、ゅ、ょ)なのでしょうか? お時間のある時で結構ですので、お付き合いください。

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noname#19923
noname#19923
回答No.2

「ヤ,ユ,ヨ」を発音記号で書けば, /ja, ju, jo/ となります。 で,この /j/ は,/i/ を短く・す早く発音したものです。 ですから,たとえば「キャ,キュ,キョ」は, /k/ + 短い /i/ + /a/ /k/ + 短い /i/ + /u/ /k/ + 短い /i/ + /o/ と表すことできます。 これを表記上,'ki'+(ゃ、ゅ、ょ)としたのが五十音表です。 #「気合いだ!」もはやくいうと, #「キャイダ」と聞こえますね。

yuji69
質問者

補足

ご回答ありがとうございます。 自分が何をわかっていなかったのかを明確にしてくれる回答です。とてもよくわかりました。 ローマ字で「kya」なら【かゃ】や【くゃ】でもいいのではと思っていたのですが、発音記号で考えればよくわかります。 ありがとうございました。

その他の回答 (1)

  • 4500rpm
  • ベストアンサー率51% (3211/6286)
回答No.1

以下、フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%8B%97%E9%9F%B3 「拗音は、中国から輸入した漢字音によって日本語に定着した音で、中国語の音節構造上、介音を伴った音に由来し、室町時代には日本語の音韻体系として確立した。国語では漢字音の母音に開口音と合口音の区別(開合の区別)を設け(中国の伝統的な学問である音韻学の「等呼」に由来)、介音iに由来する拗音を開拗音または開口拗音といい、介音uに由来する拗音を合拗音または合口拗音と呼んだ。歴史的字音仮名遣いで、開拗音を写し取るために「ヤ行」の仮名が使われ、合拗音を写し取るため「ワ行」の仮名が使われた。ただし、合拗音は日本語にほとんど定着しなかったため、「くゎ」「ぐゎ」を除いて字音仮名遣いとしても使われなくなっていった。」 でわかります?

yuji69
質問者

補足

早々のご回答ありがとうございます。 難しいですね。。。 結局は中国から輸入した漢字音に「かゅ」「せょ」という音はなかったから? こんな理解でいいのでしょうか?

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