こんにちは
グルコースを定量すると言っても、どんな状態のグルコースを定量したいの
かによって方法は少しずつ違ってくると思います。基本的にはHPLCで分離定
量することになると思いますが、前処理が必要だったり、含有量があまりに
低い場合は発色させたりする必要があるかもしれません。
さまざまな糖類の混合物の中のグルコースでしたらそのままHPLCで分析でき
る場合が多いと思います。澱粉やセルロースなどの多糖類の形になっている
場合は加水分解が必要になります。非常に多くの物質が混在する中のグル
コースでしたら、それなりに分離の手続きをしないと、分析装置を痛めたり
不正確な結果をだしてしまったりします。
上記を一言で表現するならば「試料に合った前処理と分析条件と検出法を組
み合わせればほとんど全ての場合にHPLCで定量できる」となりますか。
HPLC法の欠点はオンラインで使用できない(難しい、高コスト)ことで、
酵素法は応答性も良く、オンラインモニタリングにとても有効な方法です。
他の糖類が含まれていない試料ならばフェノール硫酸法やソモギ法、ベルト
ラン法などで定量することができます。参考URLは発色に関するものを紹介
します。発色すれば比色定量できます。単語そのものや「蛍光、糖類、定量」
などのキーワードで他のものも簡単に見つかりますから、検索をちょっと試してください。
お礼
どうも適切な説明、ありがとうございました 自分で調べてまとめてみようとおもいます^^