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植民地の人権問題について
最近はよく「人権」という言葉を耳にします。人権に関する研究をなさっている方は大勢いらっしゃると思いますが、戦時日本の植民地における人権の研究はなかなか見つからず、少し疑問に思っております。特に親日といわれる台湾人権の実態はどうであったか、教えていただければ幸いです。
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- loorupan
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個人的な意見を申し上げます。確かに現在では「人権」と言う言葉が華々しく踊っています。現在では人権は大切な事柄です。ただ例えば植民地争奪時代に「人権」という概念があったかと言うことです。現在に教訓としてある時代を学ぶのであれば現在の価値基準で当時を見つめることは大切だと思いますが、当時の政策決定過程などを酌み取る上では、現在と当時を混同することはそこで何が起きていたのかと言うことをぼやけさせてしまうのではと思っています。 まったく質問への回答になっていないですがそういう視点もあるかなと思っていただければ幸いです。 で、台湾人への対日心情ですが親日的な様相を持っているのはやはり統治機関が韓国などより長かったことと中国という憎悪の対象があったという事情があるでしょう。台湾人とのハーフの友達から「豚は犬より役に立たない」という言葉があると聞きました。豚は中国。犬は日本です。また韓国にしては36年という植民地前の世代が多く残り得る長さだったのと、反日政策という国是があったからでしょう。 これも全く答えになっていないですね。すみません。
- aminouchi
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ご質問から丸2日たとうとしていますが、どなたもお答えになっておりませんので、一応のお答えをしたいと思います。とは言え、多分お求めの答えではないと思いますが・・ 「戦時日本の植民地」と書かれておられますが、これは第二次大戦中のことであると理解します。さて、この時点の日本(台湾も含めて)には現代的な意味での「人権」は存在しません。大日本帝国憲法にかかれている権利はすべて「臣民の権利」であって、「法律の定めたるところにより」という但し書きがついていて、法律による制限が可能でした。つまり、人間なら無条件で適用されるはずの「人権」ではないのです。 私は人権などを専門として研究しているものではありませんから、詳細は不明ですが、そのような背景の中で、日本人としての人権がどのように守られていたかを探る研究であればともかく、「台湾」に限定するような研究は難しいのではないかと思われます。
お礼
ご回答どうもありがとうございます。やはり「人権」の意味は時代によって違う風に解釈されているのでしょうかな。うーん、難しいですね。ただ基本的人権ってのは時代とともに変わるものではないように思われますので、植民地の人権問題はそういう意味でさらに研究する価値があるのではないでしょうか。
お礼
ありがとうございます。価値観の違いで物事をぼやけてしまうということですね。 自分のことですが、よくなるべく客観的に物事を見ようとしたら、知らないうち逆に主観的になってしまいます。 で、今の台湾人の親日感情(特に若者たち)ですが、それはおそらく植民地時代の事情よりは、むしろ現代日本の影響が強いのではないかと思います。だいたい台湾の歴史教科書には親日のようなことなど書かれていませんし、国交もないわけですから。 お礼の返事なのにだらだら書いてしまって申しわけありません。