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防火シャッターと煙感知器について
ちょっと聞いた話ですが、防火シャッターに煙感知器を連動させる場合、一般的に3種の煙感知器をつけるのでしょうか? 非火災での誤動作を防ぐために多少感度を落としているのでしょうか? 工事業者ではないので、はっきりとよくわかりません。 実際に携わっているかた、よろしくご教授お願いします。
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専門家です。 防火シャッター・防火戸など区画閉鎖に用いる感知器は、一般に煙式3種を使用します。(駐車場等は熱式を使うこともあります) 通常の火災報知機用は2種を使用しています。 2種・3種の別は感度です。 3種のほうが若干、感度が落ちるます。これは火報発報と同時にベルが鳴り、そのときに同時に扉やシャッターが閉まると「閉じ込められた」とパニックを起こす可能性があるので、感度を変えて、時間差を作っています。 誤作動防止には、受信機側に蓄積機能を持たせ、火災信号が継続して入らない限り、発報しないようにしています。(但し1983年以降のものに限ります) 質問者さまへ 最近、事故が多いですね。どのような経緯でお知りになりたかったのか、よろしければ教えてください。
お礼
明快なご回答ありがとうございます。 素人の私ですが、よくわかりました。 私は学校の設備関係を担当しております。 本職は電気主任技術者ですが、防災設備に関しても関連があるので、勉強がてら消防設備士甲1類、甲4類と取得したのですが、なにぶん工事をしておりませんので、そのあたりの常識がわかりません。 先日、消防設備点検の際に小学生がシャッターにはさまれる事故が新潟かどこかでありましたので、我が校の設備はどうなっているのか非常に心配になり、調べてみたのですが、聞く相手がいなかったもので・・・ 本当にたすかりました。ありがとうございました。