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空気中の赤、水中の青
信号の止まれが赤なのは、空気中では赤がもっとも遠くまで光が届くからと言うことです。 それに対して最近のイカ漁は青色発光ダイオードを使うそうですが、それは海中では青がもっとも深くまで光が届くからだそうです。 光と媒質?(光は真空中も伝わるので空気や海水は媒質とは言わないのでしょうか)の関係を分かりやすく教えていただけないでしょうか。 よろしくお願いいたします。
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実は、空気も水も、光に影響を与えることは殆ど無くて、 影響したのは、ちりなどの不純物です。 空気中のちりは、レイリー散乱という現象が起こして、 長い波長の赤色は、散乱せずに遠くまで届く、 短い波長の青色は、散乱して近くでひかる、 ようなります。 それが、空が青く、夕焼けが赤い理由です。 海中のちりは大きいので、レイリー散乱の度合いは弱く 空気中ほど強く青を散乱させることはありません。 それが、海が空ほど青くない理由です。 信号機の赤は、 雨や霧でも、遠くから見えることになります。 でも、赤にした理由は、血の色と関係があると思います。 イカ漁は、漁火を発電するコストが高くなったので、 電球から効率のよい発光ダイオードに替えることになりましたが、 いろんな色をテストした結果、青色ダイオードの成果が良い、 ということになりました。
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No.1さんの回答に対する補足です。 >空気中のちりは、レイリー散乱という現象が起こして、 レイリー散乱は空気分子などの小さな粒子による ものを言います。空気分子よりずっと大きな「ちり」の粒子の 散乱は別のものがあります。(ミー散乱など). ------------------------- まったく、学問的に根拠のない回答ですが、赤というのは 人間には(炎や血など)「危険」をあらわす色らしく、その 色によって注意力が高まるとか。 受験で赤線を入れると記憶力がよくなる、とかも根拠は 知らないですが人づてに聞いたことはあります。
お礼
ミー散乱と言うのは始めて知りました。 ありがとうございました。
お礼
早速のご回答感謝いたします。 >実は、空気も水も、光に影響を与えることは殆ど無くて、影響したのは、ちりなどの不純物です。 これはけっこうおどろきでした。考えてみれば、光にとって媒質はないのだから空気や水それ自体が光に影響を与えると言うことはないのかもしれないと思いました。(間違っているかも) イカは色が見えるのでしょうか。青が海の深いところまで届くということ以外にイカが好むと言う可能性はあるのでしょうか。 何回も申し訳ありませんが教えていただければうれしいです。よろしくお願いいたします。