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フランス人からの質問です。これを簡単に説明したいのですが・・・
フランス人と、簡単な日本語と英語を混ぜた会話でメールしています。 フランス人から下記のような質問を受けました。 どうやって説明すればよいと思いますか? 難しい・・・助けてください。 食べる => 食べます 取る => 取ります 見る => 見ます 知る => 知ります => why it's "shirimasu" and not "shimasu" ? Why it's not like for "miru" ?
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例えばフランス語でしたら……、 voir (見る) → je wois (私は見る) savoir (知る)→ je sais (私は知る) Why is it not "sawois" like "voir", but "sais"? ということですよね。 こういったものは仕方ないので覚えるしかありません。日本語は不規則変化動詞がわずか2つとかなり少ないのですが、その分(?)活用のグループ分けという少々厄介な問題があります。フランス語の場合、規則動詞の活用は辞書形(infinitif)の語尾(-er, -ir, -oir)を見れば分かるのですが、日本語ではそういった指標はありません。ですので、活用が3グループに分かれることを確認した上で、辞書形とともに、否定形を覚えるようにしてはいかがでしょう。 -anai (ex. 知らない)→ 第1グループ -inai, -enai (ex. 見ない、食べない)→ 第2グループ shinai, konai (しない、来ない)→ 第3グループ となり、例外はありません。 蛇足ですが、もし日本語についてしばしば尋ねられるようでしたら、言語としての日本語について書かれた本を、暇なときにでも少し読むことをお勧めします。気軽に読める一例として、『外国語としての日本語』(佐々木瑞枝、講談社現代新書、1994)には、活用の話なども載っていて、今回のような場合にも参考になるのではないかと思います。
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- Segenswind
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No.5です。細かい部分ですが大きな間違いなので訂正します。 2行目 je wois → je vois 4行目 "sawois" → "savois" キーボードの設定を間違えていたようで、たいへん失礼しました。
お礼
いいえ、大変助かりました。 フランスの友達にもわかりやすかったようです。 ありがとうございました!!!!
- sisuiakira
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フランス語の知識がないので、フランス人の方にこれで納得していただけるかは分かりませんが… 何段活用とかの説明がご面倒なようでしたら、語幹という変わらない部分があって、それが単語によって違うということだけ説明してみてもいいかも。と思いました。 見る(miru)の語幹は(mi)です。 食べる(taberu)の語幹は(tabe)です。 取る(toru)の語幹は(tor)です。 知る(shiru)の語幹は(shir)です。 日本人は、学校で習う中途半端な文法知識の影響で、語幹はひらがな単位で表せると思いがちですが、実は子音までが語幹になっているものもあるんです。そう考えてみると、ちょっと楽…かなぁ?
お礼
なるほど! 実は子音までが互換になっているものもあるんですね。 考えてもみなかった。 ローマ字表記でフランス人に説明してみました。 ありがとうございました!!!!
- he-goshite-
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No.2です。誤記を訂正します。 「ます形(つまり連用形)」では「とりマス」「しりマス」となりますが, です。
お礼
分かりやすく教えてくださってありがとうございます。 活用形のこと、説明してみました。 大変役立ちました! ありがとうございました!!!
- luune21
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日本人のために言うと、 これは動詞の活用の問題ですね。活用には規則があります。五段活用とか下一段活用とかいうものです。 食べる(下一段)、取る(五段)、見る(上一段)、知る(五段) 上一段、下一段のものは、tabe、miの部分は変化せず、その後に「ず」「ない」「ます」「る」「れば」「よう」などをつけて活用するならわしです。 五段はto-ru、shi-ruの前の方(語幹)がかわらず、後の方(活用語尾)だけを変えて「ない」「ます」「る」「れば」「う」ます。また、変えるときに-a,-i,-u,-e,-oの母音の順に変わるので五段といいます。 つまり、to-ranai、to-rimasu、to-ru,to-reba、to-rou となります。 これは五段活用の規則なのでそう覚えるしかありません。 そのフランスの方のために言うと、 日本語の動詞には変化しない部分と活用に応じて変わる規則の種類がある、ということです。 tabe(ru) mi(ru) to-ru shi-ru の2グループに分かれるのです。 上のグループは( )の中が、そのまま nai、masu、reba、youと変わるもの、 下のグループはハイフンの後の子音が -a,-i,-u,-e,-oの順で変わる規則だといえばよろしいのではないでしょうか。 ま、これにサ変、カ変があるのですが、その説明をするかしないかはお任せします。
お礼
ご丁寧に説明してくださってありがとうございます。 確かに、日本人でも理解しにくい活用形の話を 外国人に説明しよう というと、さらに分からなくしてしまう気がしました。 私は、 「その都度、例外として覚えてください」 と言いましたが、ご回答いただいた説明をヒントに 再度、自分なりに説明を付け加えて言ってみました。 とても分かりやすくご回答いただき、私も勉強になりました。 ありがとうございました!!!!!
- he-goshite-
- ベストアンサー率23% (189/802)
外国人に日本語を説明するのは難しいですね。 日本語の動詞には2種類の規則活用動詞と,2個の不規則活用動詞があります。 規則活用動詞: 1グループ=国文法でいう「五段(活用)動詞」です。 2グループ=国文法でいう「上一段(活用)動詞」と「下一段(活用)動詞」です。 不規則活用動詞 3グループ=国文法でいう,「カ行変格活用動詞(カ変動詞)」と「サ行変格活用動詞(サ変動詞)」です。 「取る」や「知る」は上記1グループに分類される動詞(つまり五段活用動詞)なので,「ます形(つまり連用形)」では「たべマス」「しりマス」となりますが,これは日本語の動詞の活用規則です。 一方,2グループの動詞では,下一段動詞「たべる」のマス形は「たべマス」,上一段動詞「みる」のマス形は「みマス」です。 動詞に活用の種類がある という規則(日本語文法)を説明してあげましょう。 また,特定の動詞がどのグループに属するのかは個々に覚えるより方法がありません。
お礼
ご丁寧に説明してくださってありがとうございます。 日本人でも理解しにくい活用形の話を 英語で、さらにフランス人に・・・というと、 さらに分からなくしてしまう気がしたので、 私は、 「その都度、例外として覚えてくださいねっ」 と言いました。 とても分かりやすくご回答いただき、私も勉強になりました。 ありがとうございました!!!!!
- tatsumi01
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理由はないので、個々に覚えるより仕方がありません。 英語で なぜ "go" の過去が "goed" でなく "went" か、 "preach" の過去が "preached" なのに "teach" の過去が "taught" なのはなぜか なんて聞かれたって分かりませんね(英語学者なら別ですが)。 外国人は下一段動詞を "-eru verb"、上一段動詞を "-iru verb" と教わることがあるのだそうです。したがって、逆に "-iru verb" は全て上一段と誤解することがあります。 "-eru verb" では「蹴る」、"-iru verb" では「知る」の他に「切る」などがありますね。 相手が日本人なら「ない」を付けて「あ」になる(蹴ら-ない、切ら-ない)のは五段活用、「い、え」になるのは上・下一段活用と教えますが、外国人だったら「ない」を付けたときどうなるか、なんて知らないのでこの教え方は困難です。 覚えやすいのは、とりあえず "-eru verb" は下一段、"-iru verb" は上一段、と覚えておき、そうならない五段活用の動詞を例外として覚えることでしょう。
お礼
ご丁寧に説明してくださってありがとうございます。 確かに、日本人でも理解しにくい活用形の話を 英語で、さらにフランス人に・・・(笑) というと、さらに分からなくしてしまう気がしたので、 私は、 「その都度、例外として覚えてください」 と言いました。 とても分かりやすくご回答いただき、私も勉強になりました。 ありがとうございました!!!!!
お礼
すごいですね!フランス語も詳しいのですね!羨ましいです。 とてもわかりやすかったです。 参考書籍についても教えてくださってありがとうございました。 大変助かりました。 私にとっても大変勉強になりました!! ありがとうございました!!!!!